杉田エース

商品案内

FILE NO.335 エス・ウッドルーバー

《納入事例レポート》
‐FILE NO.335-         

静岡県掛川市の「こども園」の改修工事でエントランスにエス・ウッドルーバーを納品させていただきました。
設計士の描いた図面には、他社のルーバーが書き込まれておりましたが、VE提案によりACEブランドであるエス・ウッドルーバーを採用いただくことになりました。限られたマーケットの中で、いかに当社のシェアアップを図れるかが営業の鍵になります。

                    浜松営業所 無州 康浩

 

杉田エースに中途入社し、16年が経過しました。現在は、浜松営業所で所長として日々奮闘中です。営業は私を含め2名、業務が2名と小さな営業所ですが、昨年度は物件にも恵まれ、目標達成することが出来ました。

さて、本題に入らせていただきますが、浜松営業所において大きな取引きをいただいている金属工事店様からいただいた案件です。静岡県掛川市にあるこども園(保育園)の改修工事でエントランスの壁と天井にルーバーを設置したいとのことでした。

掛川市にある掛川城は、遠江国佐野郡掛川(現在の静岡県掛川市掛川)にあった城です。貴族的な外観をもつ天守閣の美しさは「東海の名城」と謳われました。しかし嘉永7年安政の東海大地震により天守閣など大半が損壊し、再建されることなく明治維新を迎え、明治2年廃城となりました。その後、掛川市民の熱意と努力が身を結び、天守閣は平成6年に140年ぶりに木造で再建され、再び美しい姿を現しました(掛川城HPより)。そんな風情溢れる城下町にこども園はあります。


設計士が描いた図面には他社商品が明記されておりましたが、金属工事店様は以前から弊社の再生木材エス・ウッドを認知いただいていたため、「エス・ウッドを使いたいのだけれど」とお声がけいただいた次第です。

お客様の悩みとしては、図面承認から施工までが短納期である」ことから、とても不安に感じておられました。そこで早速サンプルを用意し、説明に伺いました。時間もタイトでしたので、弊社の営業サポートグループの協力も仰ぎました。


この解決策として
➀お客様と連絡を頻繁に行い納期の調整を行った。
➁弊社担当部署(営業サポートグループ)と連携し納期短縮を行った。

営業開始からわずか1ヵ月でしたが、無事に納品することが出来ました。施工図の作成と施工は金属工事店様の方でやっていただきました。エス・ウッドルーバーのブラウン色をご採用いただきました。

ルーバーは本来、寸法に合わせオーダーメイドのケースが多いのですが、今回は、エス・ウッドの既存商品が使えましたので、コスト的にも施工的にも貢献することが出来たのです。

お客様がエス・ウッドルーバーを選ばれた理由は、「城下街に調和する色合いと質感」だったからです。


今回受注に結び付いたポイントは二つあります。
➀VE提案でコストを圧縮出来た。
➁他社製品からの切替えが可能であった。



完成後、毎朝園児たちが門をくぐり、元気にこども園で学んでいる光景を見て、とても感動しました。浜松のようにマーケットが狭い営業所では、有限の仕事の中で弊社の取引シェアをいかに高めるか?が重要になってきます。今回は他社商品から弊社の自社ブランド商品に切り替えられたことがとても良かったと思います。

私のモットーは「迅速な対応と可能な限り要望に応える事」です。今回の仕事も1ヵ月の中で納品まで結びつけました。これからも初心を忘れずに頑張っていきます!


【エス・ウッドの特徴】
➀耐候・耐久性の高さ
➁施工性の素晴らしさ
➂エス・ウッドのナチュラルな質感

エス・ウッドは未利用木材と再生プラスチックをバランスよく融合した地球環境に優しい新素材です。独自の製法により高級天然木材に負けない質感と耐久性を実現しています。介護施設や公共機関、アミューズメント施設などさまざまな場所で採用されております。


【最後に】
前号の納入レポートは栃木営業所でした。宇都宮と浜松は、毎年餃子の消費量で熱戦を繰り広げています。昨年は浜松が王座を奪取しました。浜松餃子の名店と言えば「石松」です。昭和28年に浜松駅前に創業した当店も、餃子激戦区の浜松で素材を厳選し、常に最高の味をお客様に提供できるように常に努力している名店で、創業昭和28年、60年以上変わらぬ味と情熱は今でも受け継がれています。浜松は餃子の他にもうなぎが有名です。コロナが終息したら、是非浜松に遊びに来てください。