杉田エース

商品案内

FILE NO.334 養豚場防鳥ネット工事

《納入事例レポート》
-FILE NO.334- 

豚コレラウイルスを運ぶ鳥の侵入を防ぐため、養豚場に防鳥ネットを設置しました。養豚業にとって豚コレラは最大の敵であり、経営にとって防御が何よりも大切です。これらを運んでくるのが鳥のため、防鳥対策をとる必要があります。栃木県の養豚会社に防鳥ネットをご提案し、受注することができました。

栃木営業所 土谷 航太

 

三年前に中途採用で杉田エースに入社しました。47歳になりますが、杉田エースの目指す方向に共感して転職しました。以前は土木関連の建材や工業用品を取り扱う商社で営業をしておりました。年齢的にも即戦力として期待されていると思いますので、一生懸命努力し、おかげさまで入社以来目標は達成しております。


今回ご紹介する案件は、栃木県上三川町にある養豚場への防鳥ネット設置工事です。前職の時代からお取引きをいただいている金物店様から昨年の夏にいただいたものです。昨年より世界中を新型コロナウイルスが苦しめておりますが、家畜の世界では豚コレラが流行すると養豚業者にとっては大変なことになってしまいます。豚コレラは、豚やイノシシに対する伝染力や致死性が高く、家畜の法定伝染病に指定されています。豚コレラウイルスに感染した豚は、発熱や食欲不振、元気がなくなる、うずくまるなどの症状から始まり、便秘に続く下痢、結膜炎、リンパ節の腫れ、呼吸障害、震え、起立困難などの多様な症状を示すのです。

そこで豚コレラウイルスを運んでくる鳥との接触を防ぐために「防鳥ネット」を設置したいと連絡をいただいたのです。お客様の悩みとしては、豚コレラのウイルスを運ぶ鳥の侵入を防ぎたいとのことで、どのようなネットを使えばいいのかがわからなかったのですが、補助金は出るものの予算が決まっているため価格面が厳しい状況でした。


私が行った営業プロセスは、ネットでカタログをダウンロードしサンプルと一緒にお届けしました。その後、協力業者様と一緒に現地調査に伺い、細かい採寸を行いました。お客様である養豚場のご親族が土木工事をされていたため、設置工事はそこが行うことになっていたのです。そのためには、工事がしやすいようにネットを場所ごとに切断し、ナンバリングをし、パーツ化して納品する必要があります。豚に餌をあげるスライド扉があるので複雑な点が苦労しました。


私が行った活動は

➀問い合わせがあった時点で、こちらから防鳥ネットを提案した。
➁他の豚舎で採用されており、県からの補助もあることから価格面でも折り合いがついた。
➂予算の問題もあり材料だけ販売し、取付けは協力業者様が指導し取付費がかからないようにした。


商品の価格と比較すると施工代がとても高いので、そこをお客様が行うことで大幅なコストダウンを図りました。その為に協力業者様の技術指導を行いました。


今回選んだものは難燃タイプのネットで鳥の侵入を防ぎます。

豚舎なのでかなり汚い場所ですが、きっちり取り付けられ、防鳥の役目も果たし、社長の奥様にも大変に喜んでいただきました。

  

成約できたポイントは以下の3点です。

➀もともと協力業者様から豚コレラ防止の案件の話を聞いていたのですぐに提案できた。
➁予算の問題があったので部材のカタログを手配し、すぐに材料を入荷できるようにした。
➂現場打合せの日程にすぐ対応した。


営業は情報収集と情報提供が大切です。防鳥ネットの受注はもう一件ありましたが、国や県から補助金が出るという情報を知り、メーカーから栃木県の養豚場の情報を聞き、営業に結び付けました。今回お仕事をいただいた金物店様は前職からのお付き合いですが、杉田エースに入社してから取引き額も約5倍に成長しました。日頃の努力が実り本当にうれしく思います。


私のモットーは二つです。お取引先様のご要望には、なるべく応えられるよう心掛ける。自分を売り込む。これからもこの2つを大切にして頑張ります。入社した年が4位、翌年が27位、そして今年の営業マン表彰はどうなるのか?これからも達成し続けます。


【最後に】
栃木県宇都宮と言えば「餃子」が有名です。二大人気店は「みんみん」と「正嗣(まさし)」です。個人的には正嗣(まさし)のファンです。もう一つ情報を。バナナマンのせっかくグルメで紹介された「からあげみよしや」の近くに自宅を引っ越しをしまして、鳥の兜揚げにはまっています。宇都宮ではのれん分けで何店舗もありかなり有名です。以前から何度も食べていますが、我が家では再ブームになっています。宇都宮に来たら餃子と鳥の兜揚げを是非ご賞味ください。