FILE NO.275 有孔折半
《納入事例レポート》
-FLE NO.275-
大手重機メーカーの由利本庄市支店の新築工事において「有孔折板」を外壁の化粧板として採用いただきました。有孔折板の規則的に空いた孔と凹凸が、建物の質感のアクセントになり、建物自体がとてもおしゃれに見えます。社員の皆様にも大好評です。
秋田営業所 遠藤 夕弥
杉田エースに新卒で入社して、三年目に入りました。社会人として、営業マンとして、やっと独り立ちできるようになってきました。今回の案件は、地元の金物屋さんから頂いたものです。具体的には、由利本荘市に、大手重機メーカーの新築オフィスビルが建築されることになり、壁面の化粧板として有孔折板を付けたいとのお話がありました。
秋田県由利本荘市は、秋田県南部に位置する日本海に面した都市です。出羽国(でわのくに)が設置された8世紀から、交通の要衝として栄えました。源頼朝の時代から、幕末まで、様々な時代に由利本荘が登場します。そんな縁のある場所に、オフィスビルが新築されることになったのです。
建築分野でも注目されている有孔折板。折り曲げて強度を持たせた有孔鋼板に亜鉛めっきを施したものです。本来は、防風・防雪柵として使われることが多いのですが、今回は、壁面の化粧板として使用したいとお客様からのご要望でした。
お客様が悩まれていたのは、納期と取付方法の2点でした。納期のかかる商品のため、早めの発注が必要でした。
問題点をまとめると。
①納期のかかる商品のため、早めの商品の確定が必要であったこと。
②施工内容のわかる資料を提出すること。
この商品を設置するためには、作図が必要でした。本社の設計センターに作図依頼をして、対応させていただきました。現場には、早い段階でサンプルやカタログをお届けしました。協力会社にも材料の納期の面で援助いただきました。こうした地味な営業努力が実り、無事に受注させていただくことになったのです。
成約できたポイントは下記の2点です。
①納期がかかる商品とあらかじめお施主様に説明をした上で、打合せを早めに行ったこと。
②図面を作成し、商材の納まりを打合せしたこと。
さまざまな課題を一つ一つ解決することで、受注へと一歩一歩近づいていきました。
私の営業のモットーは「施工の日程、現場状況を考え、間に合うように打合せを行うこと」です。基本中の基本ですがとても大事なことだと思います。基本を忘れずに、頑張りたいと思います。
【最後に】
秋田では、今年も8月3日~6日に秋田竿灯祭りが行われました。東北3大祭りということもあり、かなり大規模な祭りです。会期4日の間、太鼓の音やお囃子の音が5時くらいから聞こえ始めます。その祭りが、秋田営業所の目の前の道路を通ります。今年も4日間ともに天気がよく、とてもよいお祭りでした。これからの季節、秋から冬にかけての秋田もなかなか良いです。皆さん是非遊びにいらしてください。