FILE NO.243 DORMA(ドルマ) スイングドアオペレーター ED100
《納入事例レポート》
-FILE NO.243-
横浜市保土ヶ谷区のマンションが、2回目(築20年)の大規模修繕工事を行うことになりました。ご入居者様も高齢化していたため、エントランスを自動化することとなり、ドアにDORMAスイングオペレーターの設置をご提案し採用いただけることになりました。
直需第三営業所 保田 拓哉
杉田エースに入社してこの春3年目に突入しました。私の在籍する部署は、新年度より直需営業部 直需第三営業所と名称が改まりました。
今回の案件は、横浜市保土ヶ谷区にある築20年のマンションを管理する管理会社からの問い合わせでした。
このマンションは築20年で、約10年に一度大規模修繕工事を行っています。この機会に連絡が入ったのです。
お客様の悩みとしては、「住民の高齢化が進んだことで重い扉の出入りに不自由を感じる人が増えてきた」ということでした。20年前と言えばバブルの余韻が残り、豪華なマンションが流行っておりました。エントランスはマンションの顔です。とてもゴージャスな扉がセールスポイントの一つになっていました。月日が経ち、高齢化したご入居者様にとっては「重い」ということが悩みの種になっていたのでした。
問題点をまとめると
① 重厚感ある重いドアが、強風の日は特に大人でも開けるのが大変な上、バタンと早く閉まる状況。
② エントランスはマンションの顔なのでデザインは損ないたくない。(資産価値を損ないたくない)
③ 試しに1ヶ所、開き戸を引き戸の自動ドアにしたが、重厚感と高級感が損なわれてしまってイメージが悪くなったとご入居様が残念がっていた。
そこで考案したのが「ドアの電動アシスト化」でした。簡単に言うと現在のドアに「DORMA(ドルマ) スイングドアオペレーター ED100」を取り付けることでドアの開け閉めを楽にしましょうという提案でした。
資料を示してもその感覚というのはご入居者様には伝わりません。そこで、代理店様にも付き添っていただき、デモンストレーションを行ったのでした。そんな販売促進の活動が実り「DORMA(ドルマ) スイングドアオペレーター ED100」を採用いただくことが決定しました。
成約できたポイントは3点です。
① マンション管理組合の会合に参加し、実機の付いたサンプル台を持込み稼動させながら説明し機械の概要を理解いただいた。
② 廃材が出ず地球に優しくエコである事も住民の賛同を得られた。
③ 機械本体の取り付け部の曲げ物を工夫し、デザイン面で既存の高級扉の重厚感を維持できたこと。
建築業界から出る廃棄物の量はとても多いのが現状です。しかし、今回の仕事はある物を有効活用できたので今の時代に最も適していると感じました。全てにおいてとても勉強になったプロジェクトです。
仕事に対して、お客様の要望に応えていくことを念頭においていましたが、配属してすぐに、近江商人の心得「売り手良し 買い手良し 世間良し」を上司から教わりました。その話を聞いて、現在は、お客様だけでなく社会(みんな)がハッピーになることを目指しております。
<DORMA(ドルマ) スイングオペレーター ED100のポイント>
〇驚きのパワーで風にも強い
〇最大150Nのパワーで風速15m/sでも扉がラクに開閉
〇マンションやオフィスビルの通用口・駐車(輪)場出入口・ゴミ置き場室・風除室の扉、住宅の玄関扉、食品工場(HACCP対応)・劇場・映画館の出入口扉、病院のレントゲン室の鉛入り扉、車イス利用者の扉など、このような場所の開き戸に設置して使用します。
〇扉が90度に開くまでの時間を2~11秒で設定可能
■最後に■
これから大規模改修が控えているマンションの開き扉(外開き・自由開き)のエントランスが、多くあります。DORMA(ドルマ) スイングドアオペレーター ED100でエントランスの開き扉を活かしつつ、アシスト化として自動で開けられるようにする事ができます。この製品を通して、建物の資産価値を損なうことなく、お客様の日常生活を便利に快適にできればと思っています。
(メモ)ED100設置場所 エントランス風除湿内外 2ヶ所 で11棟分 計22台
DORMA(ドルマ)ドアクローザの紹介