FILE NO.223 仙台第一営業所 「エス・ウッドデッキ及びサイクルスタンド」
《納入事例レポート》
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仙台にある大学の駐輪場が狭くなってきたため、芝生の一部を整地し、サイクルスタンドを新設することになりました。お客様である仙台の建築資材商社よりご依頼をいただき20台を無事に納入することができました。
(レポート:仙台第一営業所 横山 剛治)
大学院を卒業後、杉田エースへ入社しました。東京での勤務を経て仙台へ転勤となりました。今年で入社11年になります。私のお客様に建築資材の商社があります。あるゼネコンからの案件で大学にサイクルスタンドを新設する話がありました。しかし、依頼のあったゼネコンが入札で落ちてしまったのです。当社のお客様である専門商社は、落札したゼネコンへ巻き返しの営業活動を展開し、見事受注したというプロセスがありました。私も営業マンをしていますが、この話はとても刺激的でとても勉強になりました。
大学施設前の自転車置き場が少なく、放置駐車の自転車を解消したいという要望がありました。検討した結果、桜を植えている芝生の一部を整地した上でエス・ウッドをデッキとして敷き、自転車置き場のスペースを確保するというのが先方の意向で、桜の木を痛めず、4月の入学シーズンまでに施工を完了し、出来るだけ多くの駐輪スペースを確保するというのがエンドユーザー様の希望であり、悩みでした。
このような悩みに対しての問題点は、3点ありました。
①桜の木を傷めず、自転車置き場としての有効スペースを最大限に確保すること。
②4月の入学シーズンまでに施工が完了するように取り仕切ること。
③上記2点を予算内で納めること。
納期と予算など難しい課題でしたが、小まめにお客様を訪ね、ご面会する中で一つ一つ丁寧に問題を解決し受注へと結びつけたのです。
成約できたポイントは下記の3点です。
①入札前から大学側の要望を把握し、得意先様と連携してルートを確保できた点。
②施主様である大学へ足を運び、何度も打合せを重ねて不安を解消した点。
③当社関連部署や施工業者とも情報を共有し、図面作成から商品納入・施工までの段取りに協力を得られた点。
東日本大震災からの復興中である仙台。私たちの努力が必ず地域の復活につながると確信しています。気が進まない仕事、自分にとっては困難に思える仕事も自分なりに取り組むように努めています。何も取り組まずに避けるよりは、自分なりに考えて取り組んだ経験が糧になり、次の一歩に繋がるのは必然です。結果は時点での結果であり、反省も必要ですが、仕事は継続することだと日々精進を心がけております。気づいたら入社11年。東北支店はとても業績が良く、営業マンも数多く表彰されています。私も上司と共に力を合わせ頑張りたいと思っています。
■最後に■
私は仙台営業所に赴任して4年が経ちますが、仙台はイベントが多い地域です。仙台国際ハーフマラソン、仙台すずめ踊り、ジャズフェスティバル、クリスマスイルミネーションなどなど、年中何かをやっているようです。楽天が優勝したときは優勝パレード、フィギュアスケートの羽生選手が金メダルを取れば凱旋パレード・・・赴任後を振り返れば全てテレビ観戦にて過ごしていました。がっ!今年はプロ野球楽天戦を営業所のメンバーで行こうかと話題になっております。