杉田エース

商品案内

FILE NO.214 大阪第二営業所 「木製手すり」

《納入事例レポート》

-FILE NO.214-

 

100年以上続いた金物店を廃業し、第二の人生として杉田エースに入社しました。

 

今回の案件では、大阪で大変にお世話になっている工務店様からのご依頼で「オーダーメイドの木製手すり」を納入しました。

自然の木材をR状に曲げる技術はとても難易度が高かったですが素晴らしい職人さんの匠の技で乗り切ることができました。

 

大阪第2営業所 鈴木 貴雄

 

私の実家は100年以上続いた金物店を営んでおりました。私が4代目の経営者でしたが、環境の変化により経営も厳しくなり、約2年前に廃業し、サラリーマンの道を選択しました。大きな決断でしたが、「建築金物」が大好きでしたので、杉田エースへ入社できとても幸せです。故郷の静岡を離れ、商いの街大阪で単身赴任し、日々奮闘しております。
 
日頃大変にお世話になっている工務店様からお話をいただきました。箕面市に事務所兼ショールームの自社ビルを建築するという案件でした。内容としては、階段に木製の手すりを設置するというもの。手すりであれば通常簡単に施工できるのですが、新ビルのコンセプトは、木製にすることで「温もりや優しさ」をお客様に感じていただこうというものでした。

納入前にお客様が悩まれていたことは、「下地がない状態で木製手摺を設置するため、強度を維持する事」でした。
問題点は下記の3点です。
 
①下地をどのように計画するのか?
②木製手摺の施工は経験がなかったので対応できるのか?
③限られた工期で施工が可能なのか?
 
 
木製手すりの制作は、一番腕の良い大工さんに依頼し、当社の協力会社が施工を行いました。皆のチームワークで勝ち取った案件です。
成約できたポイントは3点です。
 
①製作物を納入している実績があり信頼関係があった
②図面を提出する事で、設計事務所にも承認をいただいた
③下地を含めた工事まで対応した
 

 
このビルは3階建てですが、外観はガラス張り、おしゃれなデザイン、室内も間仕切りを少なくした、とても心地よい空間です。そんなビルに設置した木製手すりはこだわりの手すり。

壁がないのでステンレス製の支柱を設置するのにも大変に苦労しました。一本の木を使っていますので、支柱とつながるまでの部分は一つの木なのです。ですからRの部分も木材を曲げ加工しました。とても技術力のいる仕事でした。

私自身が現場監督となり、一生懸命取り組みました。その努力も報われ、無事に完成することが出来たのです。

 


私の営業のモットーは「困難があっても絶対にあきらめない、良いものをより早く確実に施工及び納品すること」です。会社経営をしていた頃から、どんな厳しい環境下でも諦めないで頑張ってきました。立ち止まったら終わりです。たとえ失敗しても努力したことにより勉強になります。だからこそ、ネバーギブアップの精神で仕事をしています。第二の人生を「杉田エース」で生きようと決意しました。いよいよ勝負の三年目。大きく羽ばたきます。
 


■最後に■
静岡出身なのでお茶がとても好きです。焼酎はお茶割りでいただいています。地元静岡県の富士山が世界遺産に登録され、観光客が増えています。日本の山から世界の山になりました。私自身も富士山のようになりたいですね。

 

現在は単身赴任で大阪に来ました。月に一度地元に帰ります。大阪第2営業所では、所内の人間関係を深めるために「飲みニュケーション」の機会を増やしています。忘年会、新年会も行いました。その効果が出てきました。団結力も高まってきましたので、今年は大阪の年にします!