杉田エース

商品案内

FILE NO.210 仙台第二営業所 「防鳥ネット・防鳥ワイヤー」

≪納入事例レポート≫
-FILE NO.210-

 

 福島県いわき市小名浜にある魚市場の新築工事において、防鳥ネットと防鳥ワイヤーを納入させていただきました。

 

 仙台第二営業所

大友 俊宏

 

 杉田エースに中途採用で入社し、来月で4年目になります。前職は不動産の営業職でした。入社して驚いたのは商品点数の多さです。日々勉強ですが、お客様のご要望を伺い、最適な商品をご提案することの楽しさが良くわかってきました。

 私たちがご提供した商品で建物が建ち、さまざまな人が生活するということは、社会的貢献度がとても高くやりがいを感じています。
 
 今回の案件は、福島県いわき市の小名浜魚市場が舞台です。小名浜魚市場は明治20年頃、鯨(いさ)の取引を始めたのが魚市場としての起こりで、小名浜港・漁港区は底曳網船、巻網船、さんま船など数種類の業種船が水揚げをしており、特にカツオやさんまが有名です。
 
 始まりは地元のゼネコンからのお問合せで、ゼネコンと施主がとても親しくされていたこともあり、市場の新築工事を受注することとなりました。当社へご相談いただきましたのは「防鳥ネット」でした。なぜなら市場周辺には鳩やカラスが多く飛んでおり、糞など被害に大変困っているとのこと。

 さらに魚市場は海の前にありますので、「塩害」や「強風」という悪条件の為、材質や施工にも不安を感じておられたのです。
 
 問題点を整理すると二つありました。
1. 潮風による錆発生の可能性。
2. 強風でネットが煽られた時の危険性。
 
 まずはカタログで商品の特徴と種類を説明しました。当社でも3~4社の防鳥ネットを取り扱っていますが、材質や予算を考慮し、最も適している商品に絞り提案しました。
 
 今回納入した商品は、「防鳥ネット」と錆にも比較的強いステンレス製の「防鳥ワイヤー」の2点です。

 

 

 

 


 成約できたポイントは3点あります。
1. 得意先とのコミュニケーションを積極的にはかり、先手先手で動けたこと。
2. 今回お世話になった協力業者が、仙台から3時間かかる現場まで10回近く足を運んでくれたこと。
3. 各部材のわかりやすい資料をそろえ、迅速に対応できたこと。

 


 施主とゼネコンの信頼関係を崩すことなく、誠意ある仕事を心がけました。そんな思いが通じ、無事施工も完了しました。出来上がった時は感銘を受けました。

 

 私の仕事のモットーは、「どんなことがあっても冷静に対処すること」です。しかし実際に出来ていないことも多いと感じています。12月から4年目に入るにあたって、意識改革していかなければならないと強く感じております。
 
 東北支店は、社内で3年連続最優秀部門賞を獲得した好業績の部署になります。プレッシャーも大きいですが素晴らしい先輩方と共に仕事ができ、大きな刺激も得られるということは、私の成長にとてもプラスになると思っております。早く先輩方のようになれるよう頑張ります。
 
 東北は、東日本大震災からの復興途上にあります。福島県は風評被害も多く、まだまだ厳しい道のりにあります。微力ではありますが、地元の復興に向けて一生懸命努力してまいります。


■最後に■
 東北支店はとても結束力が高いです。飲みにいくことも多く、仕事の情報交換も活発に行われています。ちなみに最近テレビでよく見かける、人気の芸人さんのネタが所内で流行っていました。
 これから寒い冬が始まります。雪も多いので事故に気を付けて頑張りたいと思います。