FILE NO.208 郡山営業所 「屋外用SUS階段手すり」
≪納入事例レポート≫
-FILE NO.208-
墓地の階段手すり設置工事において「屋外用SUS階段手すり」を納入させていただきました。
風情のある石の階段への手すりでしたので施工に苦労しましたが、これでご高齢者のお墓参りも楽になると思います。
郡山営業所 係長 神山 秀晃
杉田エースに入社して来年20年になり、現在は郡山営業所で営業を行っております。東日本大震災から3年が経過しましたが、まだまだ復興途上です。
今回の納入事例の舞台は、いわき市にある寺院墓地です。当社とお取引いただいている住宅建材専門商社からのお問合せでした。墓地の階段に手すりをつけたいという内容でしたので、早速、現地調査を行いました。そこは歴史を感じさせるお寺の墓地。
問題点は2点ありました。
① 階段が「石」で出来ており、さらに古い作りであった。
② 急勾配に取り付けをしなくてはならなかった。
とにかく急勾配の階段で石製、しかも古いという条件はなかなか難しいものがあったのです。当然、手すりも既製品でなく別注品となりました。手すりは、当社とお付き合いのあるステンレス加工の会社に依頼しました。
施工は住宅建材商社とお取引がある施工会社が担当し、打ち合わせもしっかり行いました。石の階段ということで不規則な状態にあるため、支柱ピッチを決めるに当たり実測等に苦労しましたが、無事に完了したのでした。
今回の仕事を振り返った時、成約できた要因は3点あります。
① 価格面で要望に応えられたこと。
② 依頼があってからの対応が素早かったこと。
③ 実測後のプランニングが希望に叶ったこと。
これらの要因で受注することが出来ました。完成した階段を見た時に杉田エースの仕事の楽しさと喜びを感じました。自らがプランニングし、お客様へご提案する。それが形になるということは大きなやりがいがあります。
今までお墓参りに来られたお年寄りは、急勾配な階段の昇り降りで怖い思いをしたことでしょう。でもこれからはしっかりしたステンレス製の手すりが設置されたことで、そんな不便さや恐怖心も解消できたと思います。これが何よりもの喜びです。
私の仕事のモットーは、「丁寧かつ親切に」です。お客様には丁寧に接し、親切心を忘れないようにしています。また対応をスピーディーに行うことも大切にしています。郡山営業所の中心メンバーにいるという自覚を常に忘れずに営業活動に取り組んでまいります。
現在、郡山営業所のメンバーは6名です。この中には9月に配属された新人も含んでいます。若さを注入していただいたので、営業所がますます活性化することでしょう。
■最後に■
福島県は今、震災後の復興に向け着実に前進しています。未だに風評被害を受けている地域もありますが全くの誤解です。是非、観光の際はお立ち寄りください。食欲の秋、紅葉の秋、福島の秋はとても魅力的です。私たち、郡山営業所のメンバーも福島の復活に向けて一生懸命頑張っています。