杉田エース

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FILE NO.202 沖縄支店 「エス・ウッド 他」

≪納入事例レポート≫
-FILE NO.202-

 沖縄県北谷町に新築されたリゾートホテル内にある約2500㎡の再生木材「エスウッド」を屋上や展望デッキ、エントランスなどに納入させていただきました。

 

 総売り上げ約2億円超。沖縄にとっては最大規模の大きな仕事になりました。

 

沖縄支店  山城 学

 

 私は中途採用で杉田エースに入社し、まだ1年です。前職は杉田エースと取引のあった金物店に勤務しておりました。入社早々に当時の課長と取り組んだのが、北谷町に新築するリゾートホテルでした。世界的規模のホテルです。

 

 

※アルミパネル・ルーバーなどエス・ウッド以外の写真


 当時の課長が、今から3年前に担当した大型プロジェクトが「牧志・安里再開発」です。沖縄県那覇市のメインストリートであり、全国的にも有名な観光名所となっている国際通り。その東の拠点である牧志・安里地区において、大手ゼネコン・ハウスメーカー・県内ゼネコンが中心となり大規模な再開発が進められました。

 

 この再開発事業は、国、県、市、組合が一体となって取り組んでいる一大プロジェクトでした。
 
 再開発事業でお世話になった大手ゼネコンの所長と工事長が今回の北谷町に新築されるホテルの工事を担当されることになり、商談をさせていただくことになったのです。この出会いがなければ今回の受注に結びついていなかったのではないかと思います。

 さらに牧志・安里再開発では、当社の社長が副社長時代にこのゼネコンの所長、工事長と面会いただいたことも、大きな後押しとなりました。
 
 そんなこともあり、商談はとんとん拍子に進むことになったのです。
 
 お客様が抱えていた悩みは「デッキ材として2000㎡以上、金属工事など工種がかなりあり、施工体制も目途が立っていない(この時期は繁忙期でもあり、全国的に職人不足のため)」ということでした。エスウッドの設置場所は屋上の展望デッキやエントランスです。2億円を超える大工事です。沖縄支店のあらゆる人脈を活用し、25名の職人を手配することができました。

 


 2月3日から工事が始まり、3月中旬には完成しました。私自身も現場に毎日常駐することにしました。とてもタイトな工事でした。沖縄支店専属の設計も牧志安里再開発プロジェクトにも携わっておりましたので、お客様である大手ゼネコンの所長と工事長とも面識があり、リレーションが良好でした。これもスムーズに営業と工事が進行した大きな要因です。
 設計の強い要望もあり、エス・ウッド以外に15mにもなるメインエントランスのキャノピーも受注させていただきました。
 
今回の大型プロジェクトにおける課題は4つありました。
① 沖縄支店でもこれだけ大きい仕事は過去に経験がなかった
② 大人数の職人の確保しなければならなかった
③ 度重なる綿密な現場打ち合わせが必要
④ 誰かが現場に常駐しなくてはならない
 
 この4点をすべて解決したからこそ受注もできましたし、工事も無事に進めることが出来たのでした。
 
 成約できた要因はズバリ2点になります。
① 3年前(牧志・安里再開発)においてエス・ウッドを納入させて頂いたことで、現場所長と工事長から強い推薦があった。そして強固な人間関係も作れていたこと
② 図面(専属の設計)、職人・運送会社などのチームワーク。

 

 

 

 

※エスウッド写真(上4枚)


 入社間もない私にこんな大きな仕事を与えてくださった当時の課長には感謝の気持ちでいっぱいです。
 前職から沖縄支店の得意先として課長とお付き合いがあったので、運命的な出会いだと思っています。大規模なプロジェクトには苦労がたくさんありますが、その分喜びも大きなものがあります。
 
 昨年2月に契約社員で入社し、10月に正社員になりました。そして上司からの推薦もあって、北谷ホテルを担当する事になりました。今までとの違いに戸惑いながらの仕事でしたが、現場所長、工事長、監督と日々コミニケーションを取り、工程遅れやミスがあった時でも逐一、報告・連絡・相談を正直に行ってきました。
 
 この時の課長はこの春、浜松営業所の所長として異動になりました。大きな穴が開きましたが、ご恩に応えるためにも一生懸命頑張っていきたいと思います。


■最後に■
 2年連続にて支店内の体制変更もあり、社員同士今まで以上にコミニケーション・飲みニケーションをとる様になりました。生まれも育ちも沖縄県糸満市と言う事もあり、皆でワイワイと泡盛を飲むのが好きです。たまに飲みすぎた時には、私の十八番の“カチャーシー”を踊って、飲み会に花を添える時も3回に1回はあります(笑)。今の沖縄支店をしっかり支えていきたいと思います。