FILE NO.200 福岡第二営業所 「宮若太陽光発電所フェンス」
≪納入事例レポート≫
-FILE NO.200-
福岡県に新築された太陽光発電所の周囲約３㎞を囲むフェンス（忍付）を受注しました。３～４社との競合でしたが、上司の後押しもあったおかげで勝ち取ることができました。
福岡第二営業所(現：福岡営業所)
前号で私の上司がレポートさせていただきましたが、今回も引き続き福岡第二営業所が担当させていただきます。私は中途採用で杉田エースに入社し、やっと三年になります。前職は製作金物の会社にいました。そんな関係で施工を伴う大きな仕事は得意としております。
今回の案件は、大手ハウスメーカーからのご相談がスタートです。ハウスメーカーが中心のビッグプロジェクトとして、福岡県に太陽光発電所を建築することになりました。そしてその発電所を囲む、約３㎞に及ぶフェンスの見積もり依頼でした。
３㎞という長さですから、当社１社だけでなく、複数の会社との競合でした。問題は「施工」です。施工時期が１～３月の年度末であるため、職人の手配が大きな問題でした。消費増税も重なり、年度末はかつて経験したことのない工事ラッシュでした。
当社及び私の強みが発揮される物件です。お客様にお見積りを出させていただき、同時並行で職人の手配準備にとりかかりました。
事前に土木業者とゼネコンの３社で施工順序・施工方法を明確にし、職人や材料のズレが生じないように密に打ち合わせをしました。お客様へのアプローチは競合他社も力を入れておりました。そこでクロージング直前には、上司にも現場所長と面会していただきました。このことも功を奏し、見事に受注に至ることができました。
今回受注したフェンスは忍付でした。忍付とは、基地などでよく見かけることが多いと思いますが、上が“くの字”に曲がったフェンスのことです。施工メーター数は３㎞を超えました。
成約できたポイントは下記の通りです。
1. 取付業者を一つに決定し、施工方法を明確にした。
2. 配送回数を減らし、コストを下げるために当社への一括納品とし、現場へは当社の２トンバンで配送した。
3. なるべく現場スピードを上げるために工場組立を基本とした。
このような努力の甲斐もあって、工事も無事に完了することができました。
私の営業のモットーは「お客様の納期に必ず施工完了させる」「受けたら最後までやり遂げる」です。今回のプロジェクトもモットー通りの仕事になりました。大きなプロジェクト故、大変でしたが大きなやりがいを感じました。
これを成功事例として今後も大きなプロジェクトに食い込み、仕事を獲得したいと思っています。
■最後に■
福岡営業所に置いてある「グリコのお菓子ＢＯＸ」（どれでも１００円）は大人気で、小腹が減った時にはとても重宝しています。
月に何度かお菓子の補充があるのですが、その際には、われ先にと質の良いお菓子を買って食べることがブームとなっております。徳田所長を中心に所員全員が盛り上がっています。忙しさの中に喜びを感じる日々を過ごしております。