FILE NO.192 神戸営業所 「SUSフレックス手すり」
≪納入事例レポート≫
-FILE NO.192-
高速道路の地下通路設置工事でSUSフレックス手すりを納入させていただきました。
複雑な形のため、フレックス手すりならではの強みで受注につながったのだと思っております。
杉田エースの商品はさまざまな場所で使用されているんだということをあらためて認識しました。
神戸営業所
係長 寺浦 大揮
早いもので杉田エースに入社して13年になります。私は中途採用での入社で、前職は装飾建材メーカーの営業職でした。大きなくくりでは同業ですが、杉田エースの取り扱う商品は5万点以上。この13年間は、日々勉強でした。
今回の案件ですが、そもそもは取引先である金物店からの相談がスタートでした。滋賀県大津市にある高速道路の地下通路向けの手すりが対象商品でした。以前は別注品でしたが、今回は既製品で対応いただきたいとの事でした。
お客様の悩みは、「少しは現場で調整可能な既製品を使用したい」「材工共で手配したい」ということでした。まさに杉田エースの強みが発揮できる案件です。近年は“施工も杉田エース”というケースが増えているのです。
私たちは、早速ミーティングを行い、綿密な打ち合わせを重ねました。
そこでまとめた問題点としては、
1. コストを下げたいということ。
2. 別注品の作り直しのリスクを無くしたい。
3. 職人さんの手配などが問題。
これらの問題を一つ一つクリアしながら、やっと成約に至ることが出来ました。
成約できたポイントをまとめてみました。
1. 金額が予算内で納められた。
2. 施工可能な職人さんを確保できた。
3. 得意先の営業担当と懇意にしていた。
冒頭でも書きましたように、現場に求められたことは調整が可能であるということです。
ここで施工について写真と共に説明していきましょう。
○SUSフレックス手すりブラケットには10mm壁面から調整することが出来る商品があるのですが、今回15mmの段差があり対応できなかった場所があった(写真上)。その解決策としてブラケットのベースより、一回り大きな5mm厚の丸座のスペーサー(写真下)を用いた。
○壁が無い部分のブラケットの設置には防風フェンスの方立に別注ブラケットにて対応しました。(このブラケットは強度保持のために可動機能を無くし溶接加工とした)
コンクリート打設工事と同時に見積り図面承認をいただき、「さあ、取付!」という時に、あるはずのブラケット取付面にカベが無い・・またエンド部分の曲げ方向が在庫品と違う・・・またカベに段差があるなど、小さな現場ながら色々な問題がありました。
大きな心で接していただいた現場所長さん、得意先担当のY係長、協力工場のM課長、文句ひとつ言わずに施工してくれた職人のOさんに感謝です。
今回の仕事は、私にとりましても大変に勉強になりました。私のモットーは「打てば響く心」です。これはお客様に対しても外注さんに対しても通じます。これからもこの言葉を大切に頑張っていきたいと思っています。
■最後に■
兵庫県と言えば甲子園球場ですね、もうすぐセンバツ春の高校野球です。自宅からは自転車で行ける距離で、高校野球開催中、外野席はなんと無料開放!!ほんのたまにですが見に行くこともあります。
この現場には、学生時代アルバイトしていたゴルフ場が近くにあります。現場の所長とゴルフの話になり、現場所長は当時、隣のゴルフ場の造成工事に関わっていたとお聞きし、さらに話が盛り上がりました。
また高速道路付帯工事ならではの決まりごともあります。本人写真に写っている反射帯ですが、これは必須で、道路を横切るときは左右の安全確認指差し呼称が義務づけられていました。