FILE NO.188 沖縄支店 「間仕切りフェンス取換工事」
≪納入事例レポート≫
-FILE NO.188-
沖縄県の某施設(倉庫)内の間仕切りフェンス取り換え工事を受注しました。全てが特注製品、さらには電気・排水などの配管もあり困難な工事でしたが、無事に完成することができました。
今回は某施設の倉庫内にあるフェンスが老朽化により、全てを取り換えすることとなり、ゼネコンより仕事をいただきました。
今までは取引が少なかったのですが、これがご縁となりもっともっと大きな商いへと広がっていくと思います。大きな倉庫なので、納入したフェンスの数もかなりの数になりました。
沖縄支店 大城 智章
2013年最後の納入事例を務めさせていただく沖縄支店の大城です。今年は台風の当たり年で、とても苦労しました。12月の沖縄は、本土に比べると当然暖かく、最高気温が15度くらいです。年末年始に沖縄で過ごされる方もいらっしゃることでしょう。
皆様もご存知のように、沖縄県は南国の島ですから、産業も限られています。米軍基地関連、公共事業、リゾート産業などが大きな柱です。マンションなどはあまり建ちませんから、土木なども含めて、どんな仕事でも獲っていかないといけません。
今回の案件は、以前から小まめに通っていたゼネコンからのお仕事です。お取引は小さかったのですが、公共事業関連で幅広い仕事をされていたので、定期的におじゃましておりました。そんな努力が実り、今回の仕事へとつながったのです。
県内にある某施設の倉庫の改修工事でした。かなり老朽化しており、躯体も劣化していました。倉庫内に間仕切りフェンスを設置するのが、今回の案件です。フェンスの素材はスチール。天井までの高さは5m40cm。当然特注品になります。今回の仕事でお客様の悩みは、「建物の躯体劣化及び、内部構造が複雑で、間仕切りフェンスをうまく納めることが出来るのか懸念されている」ということでした。
具体的な問題点は二つありました。
①既設の建物が老朽化していたこと
②内部に電気・水道配管が張り巡らされていたこと。
写真でもわかるようにさまざまな配管が通っています。そこを避けてフェンスを設置しなくてはなりません。しかもセキュリティーの関係で「人」が入るようなスペースを作ることも許されません。杉田エースで施工も請け負いましたので、何度も現場へ足を運び調査を行いました。
実際に現場を見てみると、図面とは異なることも多々出てきます。今回は職人さんが現場で臨機応変に対応してくれたので、とても助かりました。あらためて「売る」だけでなく、「施工する職人さんの重要性」を認識しました。
杉田エースに新卒で入社して5年、やっと一人前の仕事をやれるようになりました。でも上司にはいつも助けられ、今回も上司に同行いただきフォローしてもらいました。
成約できたポイントをまとめました。
①上司・協力業者と納まりを協議し、配管を避ける案を提案できた点。
②当初の設計図面は躯体劣化箇所にフェンスが納まる形状になっていたのですが、平面変更の提案をおこなった点。
③材料納品のみではなく、責任施工も行うことによって先方に安心感を与えることが出来た点。
大きな仕事も無事に終わり、ホッとしています。完成した時の喜びは最高です。昨年はやや苦労した一年でしたが、今期は目標達成も見えてきました。営業ですから予算をきっちりと達成することが何よりも大切だと私は思います。
私の仕事に対するモットーは「何事にも感謝し、挑戦する」です。商品知識・営業能力もまだまだですが、頻繁に声をかけて下さるお客様や協力業者の方々、そして事務所の方々のサポートに感謝し、常に新しいことに挑戦していきたいです。あと数日で2013年も終わりです。
2014年は午年。競馬ではありませんが、スタートダッシュが大切です。いい年になるよう頑張ります!
■最後に■
沖縄の恵まれた気候もあり、2月になるとプロ野球の各球団が沖縄でキャンプを張ります。そのタイミングで、多くの観光客が沖縄を訪れ、大いに活気付くシーズンが到来します。昨年は東北の楽天イーグルスが日本一になり、田中投手が24連勝という奇跡的な記録を達成しました。
また来年はソチ冬季オリンピックも開催されます。日本中が熱くなることでしょう。私も沖縄支店のエースになれるように頑張ります。
皆様良い年をお迎えください。