FILE NO.178 ACE25営業部 「エス・ウッド」
≪納入事例レポート≫
-FILE NO.178-
板橋区に新築された公的医療センターに当社の再生木材エス・ウッドをウッドデッキとして、約２６００枚納入させていただきました。目的は、屋上全体のデッキ、外構の遊歩道などです。とても大きな受注です。
ＡＣＥ２５営業部 マネジャー 新井 真
中途採用で杉田エースに入社し、早２０年。現在は杉田ブランドの主力製品の拡販をミッションとするＡＣＥ２５営業部でマネージャーをしております。ＡＣＥ２５の代表商品と言えば再生木材のエス・ウッドです。最近はウッドデッキとして学校、病院、老人ホームなどの公共施設でも数多くの納入実績があります。また増えているのが外観の目隠しルーバーとしてエス・ウッドの活用です。おしゃれな外観の演出として個人邸や別荘でも使われています。
さて、今回の納入事例ですが、ＡＣＥ２５営業部でも大変にお世話になっている大手ゼネコンからの案件でした。板橋区に新築される大型医療センターの屋上全体にウッドデッキとして、さらには、外構の花壇や遊歩道として再生木材の商品を使用したいとのことでした。図面に記載されていたのは、当社以外の商品でした。そしてここからが営業の本領発揮です。
お客様が悩まれていた点は、再生木材デッキ工事が数カ所に分かれて約７００㎡あり、現場全体の工事が遅れていたため、工期内にこの施工を完了できるのかどうかです。商品のみの納品だけでなく、施工もする必要があったのです。
問題点としては
①承認図面の納期短縮（そもそも工事自体が遅れていた）
②施工職人の確保（７階の屋上に商品を上げるのも大変であった）
③外部工事のため、天候に左右されてしまう
④材料の確保（色が決定していない上、かなりの枚数なので先行発注が難しかった）
今回の工事に使用したエス・ウッドの枚数は約２６００枚でした。これだけの枚数を使う現場はなかなかありません。営業としては醍醐味のあるプロジェクトです。
最初にこのお話をいただいたのが、昨年の１０月中旬、年明けの１月より工事を始め、完成したのが３月です。４人の職人さんが１チームとなり厳しい納期の中、本当によく頑張ってくださいました。商品供給だけでなく、確かな技術で施工まで行えるのが杉田エースの強みです。
今回のプロジェクトで成約に至ったポイントは三つあります。
①設計の要望に対するデータの提出。この結果が他社よりも優れていた点。
これは表面のスリップに対するデータです。デッキだけに滑ったら危険なのです。
こういう点からもエス・ウッドは優れていました。
②設計の図面に対して確実に製作ができた点。
外の遊歩道は曲線ですから、エス・ウッドの加工も大変です。ここを確実に行えたのも当社の強みです。
③そして最後が施工体制の素晴らしさです。
当社には素晴らしい職人さんたちがたくさんおります。どんなに難しい案件でも確実に形にします。
今回も商品以外の加工技術や施工技術の差が際立ちました。競合商品と価格面では大きな差がありませんでしたから、いかに付加価値を持たすことができるかが勝負の分かれ目だったのです。
約２５日間という長い施工期間でしたが、無事に納入でき、ほっとしています。写真撮影をした時には大きな感動がありました。
私の営業モットーは「工事に対して任せて安心！責任施工でがんばる！」です。これを形にしたようなケースでした。これからも益々頑張っていきます。
■最後に■
毎日忙しく仕事をしています。やることも山積みなので会社の帰りにじっくりと飲むことがなかなかできません。そんな訳で私が帰りに寄っているのが両国駅前の立ち飲み屋です。小腹を満たす程度のつまみとお酒。多くのサラリーマンで毎晩大混雑ですよ。皆様も是非一度いかがですか？
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