杉田エース

商品案内

FILE NO.171 沖縄支店 「スパンドレル」

≪納入事例レポート≫

-FILE NO.171-

 

沖縄県那覇市・旭橋駅周辺再開発事業

労金ビルとホテルの間にかけた大きな屋根の内側にスパンドレルのパターン貼りを行いました。

商品の納品だけでなく施工も杉田エースが行ったのです。   

 

沖縄支店 課長 栗山 要助

 

 沖縄県那覇市に昨年完成した旭橋駅は、モノレールの駅です。駅に直結するリーガロイヤルホテルやバスターミナル、さらには那覇埠頭も近く交通の重要な拠点です。労金ビルとホテルの間にかけた大きな屋根の化粧材にスパンドレルが使われております。今回の納入事例はこのスパンドレルが対象商品です。

 


 昨年の話になりますが、沖縄支店にとって、とても大きな商いをさせていただいているお客様より、この案件を相談いただきました。お客様はスパンドレルの天井下地と取付け工事を請け負っておりました。設計は、海外でも物件を手がけている松田平田設計様、施工は県内の大手ゼネコンというビッグプロジェクトでした。

 

見ていただければ一目瞭然なのですが、最大の特徴はスパンドレルの貼り方です。デザインによりかなり複雑な貼り方が求められました。当初、弊社は、商品の卸だけだったのですが、かなりタイトな施工スケジュールだったため、お客様から「施工も一緒に手伝ってもらえないか?」と相談されたのです。

 

小さな仕事であれば即座に受けるのですが、今回の案件は規模的にもかなり大きなものになります。職人もかなりの数が必要となります。私は上司に相談しました。沖縄支店は県内でも後発の建材企業です。支店長は「沖縄でも最大規模の仕事。何があっても受注しなくては駄目だ!杉田エースのプライドをかけてやってやろうじゃないか」と。


 ここからドラマが始まったのです。私たちに与えられた工期は約二週間。貼る面積は500㎡。大きな天井に複雑なデザイン貼りをするために投入した職人は12名でした。後半は2交代で朝から夜まで24時間体制で工事を行いました。

(話は逸れますが、今回地上20mの高さに足場を組みアルミ製のスパンドレルを貼ったのですが、私は高所恐怖症なのでとても怖かったです。)

 

施工中の様子

 

 

そして、無事に工事を終えることができたのです。これは奇跡に近いものでした。設計事務所、ゼネコン、お客様、職人さん、杉田エースが協力し合い成し遂げたのです。完成した天井は、おしゃれで地元の皆様、観光客の皆様にも評判となっています。私たちの仕事は“かたちに残る仕事”です。5歳になる息子に「ここはお父さんが作ったんだぞ」って自慢したいです。


【スパンドレルとは?】
スパンドレルとは、取付けビスが隠れるように成形された金属化粧板。共同住宅やビル物の天井材として使われています。


 私は沖縄に赴任する前は神戸で10年営業をしていました。そして沖縄に来て10年。とても幸せな日々を過ごしています。仕事のモットーは、「恥ずかしくない仕事をする!!」です。先ほども言いましたが“かたちに残る仕事”ですから妥協は絶対に許されません。現在は取締役になった以前の支店長からは「県内で一番デカい物件は何があってもとれ」と良く言われました。今回は少しだけ実現できたと思います。

 


■最後に■
 山本支店長が異動になり新しい体制での仕事が4月から始まりました。沖縄支店の良さは、「コミュニケーション」の良さです。その潤滑油は「飲みにケーション」。仕事が終わってから皆で飲みに行きます。東京と違い沖縄は朝まで多くのお店が営業しています。


杉田エース、昨年の最優秀営業マンは沖縄から選ばれました。彼を主役にしたDVDを本社で製作してもらい、とても評判がいいです。ホームページで公開しているのでぜひご覧になってください。
 ⇒ムービーはこちらからご覧ください
今年も沖縄がNO.1になれるように支店メンバー一丸となり頑張ります。
4月に海開きが行われました。沖縄はもう夏です。