杉田エース

商品案内

FILE NO.146 札幌支店 「有孔折板」

《納入事例レポート》

-FILE NO.146-

 

北海道北斗市立浜分中学校の大規模な新築工事。

洗練された美しいデザインと優れた機能を備えた「有孔折板」を

納入させていただきました。   

 

札幌支店 係長 根岸 真

 

子どもたちが安全に豊かで快適な学校生活をおくることが出来る施設、多様化する学習環境に対応でき自ら学ぶことが出来るフレキシブルな施設など、生徒、教職員、地域住民が「あつまる」「つながる」「まじわる」ことにより、学校生活を通して社会のルールを学ぶことが出来る空間をコンセプトに設計された北海道北斗市追分中学校は、今注目を集めています。

 


ユニバーサルデザインとして段差の解消、エレベーターの設置、多目的トイレの設置、階段、スロープ。防犯計画としては、ゲート、フェンス等を適所に設けることで、生徒の生活時間帯は部外者の校内への侵入を抑制しています。
また、登下校時の生徒や来校者の監視が可能な位置に事務室、職員室を配置すると共に電気錠カメラ付ドアホンにより来校者の管理を行います。
さらに、録画機能付監視カメラ、職員室と直通の非常用インターホン設置など万全な安全対策をとっています。

 こんな次世代型の中学校の設計を担当されたのが、北海道でもトップクラスの二本柳慶一建築事務所です。図面に書かれた建材の数々。それらの相談を受けたのが弊社の取引先である金物店でした。今回の納入事例でご紹介する「有孔折板」もその一つです。「有孔折板」って何?と思われる方も多いことでしょう。写真にもあるように、メッシュになったパネルのこと。面が波型のため風の勢いを緩和させる機能があるので高速道路などでも使用されています。暴風、防砂、防塵などが特徴です。

 
 今回の営業上の課題は、現場実行予算と商材の納まりという二点でした。今回のように大きなプロジェクトになると工区が分かれることで、担当する業者が複数になることも多々あります。そんな中、弊社が全て担当させていただけるか?ということも心配でした。


まとめますと
①予算が折り合うかどうか?
②現場が、3つの工区に分かれていた為、工区間で納まりの違いが出てくる可能性があった
③現場が、3つの工区に分かれていた為、各業者間での現場打合せを綿密にする必要があった


金物店様、協力工場、弊社の三社が一つになることが求められました。何度も打ち合わせと現場調査を重ね、受注をすることができました。

 

 
成約できたポイントは三つあると思います。
①設計事務所様の意匠が優れていた為、プロジェクトを成功させたいという思い
②得意先・協力工場と一体になって、受注に繋げられた
③3工区まとめて受注する事が出来たので、製作から納品まで比較的スムーズに進める事が出来、価格も圧縮することが出来た

 

このような大きなプロジェクトに参画でき、設計事務所様やゼネコン様のレベルの高い仕事に携わることが出来たことは私にとりまして最高の財産になりました。これからの杉田エースの仕事に必ず役立つと確信しています。

 

 

私の営業上のモットーは、
・問合せに対し、迅速に対応する
・当初の取組みに対し、方針や対応がぶれないようにする
の二つです。これからも常にお客様の立場で考え、お役にたてるように一生懸命頑張ります。

 

■最後に■
 全国的に、大雪で雪害が出ている地域が多く有りますが、道内でも記録的な大雪で、困っている地域が多数有ります。
朝、昼、夜と終日雪かきに追われているような地域の方もいらっしゃいますが、みなさん前向きに雪と向き合って生活されています。
 私も雪が好きと言う訳ではありませんがA真っ白な雪景色と、雪解けの後の春を思うと、厳しい環境の中にあっても、雪と向き合い、雪を好きになって行きたいと思っております。(でも、雪かきは辛いです (笑))