FILE NO.141 北陸営業所「パテシート」
《納入事例レポート》
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本来は工場などで利用されている「パテシート」
今回は個人宅駐車場の雪の吹き込み防止用として使用することになりました。
北陸営業所 所長 小山 英二
18歳で杉田エースに新卒として入社してから34年という長い月日が経過しました。最初の配属は、千葉流通センターでした。その後、大阪、神戸、名古屋を経て3年前に北陸営業所に赴任しました。北陸営業所は、営業が私を含め4名、事務職が2名、計6名で仕事をしています。担当エリアは、富山県、石川県、福井県。冬には大雪が降るので営業活動も大変です。
今回は、富山県中新川郡の個人宅が営業の舞台となりました。ここは皆様もご存知の立山連峰の登山口です。このことからも冬には大雪が降ることがイメージできると思います。毎年新年を迎え二月に近づくと大雪になります。2mを越える雪が積もるのです。この近辺に住まれている方は、雪に苦労しているのです。今回の納入事例は、北陸営業所の取引先である金物店様からの問い合わせが始まりでした。
個人宅にあるガレージには雪が吹き込みとても苦労しているとのことでした。そしてお住まいのお客様と金物店様の間でその解決策をいろいろと考えていたそうです。そこで浮かんだアイデアが、パテシートをガレージに設置するというアイデアでした。ご近所では、ガレージにブルーシートを付けているケースもあるそうですが、水分がブルーシートに染みこんだりして重くなったり、腐ったりとマイナス要因も多いのです。景観的にも問題ありです。それに比べパテシートはビニール製ですから耐寒性、耐久性に優れています。そもそもは工場などで冷気を遮断するために利用されています。これを駐車場に利用するとは驚きのアイデアです。
そんなお話をいただきましたので、営業所に急いで戻りカットサンプルを金物店様に届けました。そして、即ご発注を頂くことになったのです。心配されていたのは、ビニールの耐寒性と価格でしたが、工場で利用されていることの理由をご説明し、価格的にも工夫・努力することにより受注することになりました。雪国では同じ悩みをもたれている方も多いので、これを良きケーススタディとして拡販していきたいと思います。
私のモットーはプラス思考で仕事をし、お客様のご要望には限りなく応えることです。34年間、これを支えに頑張ってくることができました。北陸地方は、東京のようにマンションなどの大型集合住宅がたくさん建つ訳ではありません。ですから日々の情報収集が大切です。新聞などから情報を入手し、そして営業につなげていくのです。こんな日々の努力で北陸営業所の業績向上を図っています。
■最後に■
雄大な立山連峰と蟹・ブリ・ホタルイカに代表される食材の豊かさが富山県の自慢です。是非皆様冬の北陸へお越しください。