桜
今年も桜の季節となりました。
すでに東北・北海道の一部を除いて、桜が満開となっています。早い地域では桜が散り始めています。
桜の開花宣言を行う際に用いられているのが「標本木」です。
気象庁は北海道から沖縄まで全国各地で桜の開花宣言を行っており、都道府県ごとに標本木があります。面積の広い県や離島があるところでは標本木が複数あるため、標本木は全国に58本あります。
原則として標本木は「ソメイヨシノ」ですが、沖縄県では「カンヒザクラ」、北海道では「エゾヤマザクラ」が標本木となっています。
沖縄は暖かすぎるため、北海道は寒冷なため「ソメイヨシノ」が根付かず、別の品種の桜が標本木となっているのです。
標本木は、気象台などの敷地内や近くの公園などにあり、将来も観測を続けられることが条件です。また、建物などの陰になる場所を避け、開けた場所にあることがほとんどです。
この標本木のつぼみのうち5~6輪の花が咲いた状態が「開花」、花芽の80%以上の花が咲いた状態が「満開」とされています。
皆さんも、お住まいの地域の標本木を探してみてはいかがでしょうか。
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