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長さの単位「メートル」が制定された日

フランス国内で新たに長さの単位として登場したm(メートル)が、1795(寛政7)年4月7日にて基準単位として採用されました。

大航海時代を経て、地球規模の航海や交流網が発達すると、主に貿易や商業面で長さの単位がバラバラな状態は何かと不都合が生まれておりました。

また、当時は各国内でも地域によって長さの単位は統一されていないところが多かったことから、誰にとっても、どこで使っても、便利な新しい長さの単位を作ることを目的に、フランスが国を挙げて取り組みを開始しました。

当時のフランスには既に地球観測の実績があり、地球を南北に1周する子午線の長さを算出、その4分の1にあたる赤道から北極までの距離を計測、さらに1000万分の1の長さとして算出された長さを新たな単位「メートル」としました。

「メートル」の由来ですが、元は古代ギリシャ語の「メトロン カトリコン」の頭文字をとってメートルになったとされています。

日本が国際的な長さの単位基準となった「メートル法」を採用したのは、1921年(大正10年)のことでした。

また、今日でも長さを表す単位として一部の関連団体や業界では、インチ、ヤード、フィート、マイル、チェーンなどが使用されておりますが、国際単位系が定めている最も基本的な長さの基本単位(SI単位)はメートルとなっております。

杉田エースのスギカウ総合カタログで表示されている寸法は、指示がある場合を除き、単位はmm(ミリメートル)を表しておりますが、メートル単位の場合は「m」と明記されております。

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