フロストフラワー
フロストフラワーとは「霜の花」とも言われ、薄氷の上に水蒸気が凍った結晶が付き、
まるで花のように見える美しい自然現象です。フロストフラワーが育つには
いくつかの自然条件が必要となります。
湖の表面が凍っていて、氷の上に雪が積もっていないこと、
そして氷があまり分厚くないことが第一条件です。
分厚い氷が張ってしまった場合は、水蒸気が立ちにくい為、霜ができづらくなってしまいます。
次に、気温が-15℃以下であること。氷の表面から立ち上る水蒸気が一瞬にして
霜になるには空気が氷点下でなければなりません。放射冷却で冷え込みが激しい朝などは
出会えるチャンスです。そして、風が吹いてしまうと一瞬にして消えてしまうため、風が吹いていないことも大切な条件です。
この厳しい条件をクリアする湖が日本にもあるのです。北海道にある「阿寒湖」は、
湖底から温泉からわき出しているので、-15℃の厳冬期になっても厚い氷に覆われることもなく、
周囲を山に囲まれている湖なので、山々に風がさえぎられます。
フロストフラワーに出会える確率は30%と言われており、出会えたらラッキーですね。
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