うるし
今日はうるしの日です。
平安時代、文徳天皇の第一皇子・惟喬(これたか)親王が京都・嵐山の法輪寺に参籠し、
その満願の日に「漆(うるし)」の製法を菩薩より伝授されたとつたわっています。
11月13日は、以前から漆関係者の祭日でした。
日本の伝統工芸である「漆」の美しさを知ってもらうことが目的で
日本漆工芸協会が1985年(昭和60年)に制定しています。
漆とは、ウルシ科のウルシノキやブラックツリーから採取した樹液を
加工した天然樹脂塗料です。
塗料として、漆工などに利用されるほかに、接着剤としても利用されています。
漆は乾かす事がとても大変なのです。
洗濯した衣類などは風を当てて水分を飛ばせば乾燥します。
漆は空気中の水分から酸素を取り込んで酸化反応を起こすことにより
主成分のウルシオールが液体から固体になります。
これが「漆が乾いた状態」になります。
湿度が75%~85%
温度が20度~30度
という条件が整ってはじめて「乾き」ます。
これを失敗するともう乾くことがないそうです。
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