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表札の歴史

家を建てる際や引っ越しを行う際に表札のデザインを迷う方も多いのではないでしょうか。
家の顔ともいえる表札ですが日本におけるその歴史は意外にも浅く、一般家庭に表札が導入されたのは明治時代だそうです。江戸時代の庶民は公的に苗字をもっておらず、遠い場所へ転居することも滅多にありませんでした。そのため、近所はほとんど顔見知りでわざわざ表札を掲げる必要がありませんでした。

明治4年に戸籍法が制定され、庶民も苗字を持つようになり、同年に郵便制度が施工され住所と名前によって郵便物が届けられるようになりました。そのため、目印として表札が使われるようになったのです。そして、表札が一気に広がるきっかけとなったのが大正12年(1923年)に起こった関東大震災です。多くの家屋が倒壊し、同じ場所に再建されるとは限らず、だれがどこに転居したのかわかるように表札が利用されました。

当初、表札の材質は木が主流でした。陶器製のものは一部の富裕層が使用していました。昭和の高度成長期になると、家の造りが贅沢になり表札にもお金がかけられるようになりました。現在では、天然石・金属・ガラス・陶器・木材などの材質があり、デザインも様々です。

このようにして日本全国に広まった表札ですが、実は欧米には表札の文化がありません。誰がどこに住んでいるかは重要な個人情報であると考えられているからです。

個人情報に注意を払いながら家の表札の材質やデザインなど見直すことも気分転換になって楽しいかもしれません。

 

杉田エースでは「沈み彫り表札」を取り扱っております。

 表札

黒い天然石に白文字のシンプルなデザインです。

 

♪スギカウ総合カタログ2024のp.221に記載してあります。

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