格子
観光客が絶えない人気のある観光地の京都。
京都といえば風情ある京町家が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
京町家の特徴といえばうなぎの寝床と呼ばれる間口が狭くて奥行きがあるつくり、そして格子がある外観。
格子は風通しや採光、防犯のためにあるもののように思われるかもしれませんが、実は職業によって格子の意匠や形状が異なるのはご存知でしょうか。
代表的な格子といえば
・細い木を使用し、上部に光が入るように隙間があいている「糸屋格子」
・太い木を使用して重い米俵や酒樽が当たっても壊れないように丈夫に作られている「米屋格子」「酒屋格子」
・炭の粉が外に出てしまうのでそれを防ぐために木と木の隙間が狭くなっている「炭屋格子」
があげられます。
京町家の外観は格子以外にも、上げ下ろしのできる折り畳み式のばったり床几、竹材を使った多目的防護柵の犬矢来、牛馬をつなぎ止めておくための駒寄せ、厨子二階にある塗り壁の窓の虫籠窓など、なぜそれらがあるのか意味を知ると、当時暮らしていた方々の知恵に感心することが多々あります。
京都を観光する機会がありましたら、ぜひ京町家の外観をじっくり見てみてはいかがでしょうか。
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