ヤギ
牧場や動物園にいるイメージがある草食動物のヤギ。
一見身近な動物とは感じにくいですが、ペットとして飼うことができ、実は犬猫に次いで人間との共生の歴史の長い動物だそうです。
ヤギが人に飼われるようになったのは紀元前7,000~6,000年ごろで、西アジアで野生のヤギが飼い慣らされたのがはじまりといわれているそうです。
ウシよりも古くから飼われていて、チーズやバターなどの乳製品はヤギのミルクから発明されたそうです。
ヤギの生態についてですが、高いところが好きです。
ヤギの祖先は山岳地帯に生息し、険しい斜面で草や木の葉を食べていたため、その名残と言われているそうです。
そのため高いところを見つけると登りたくなるようで、多頭飼育しているところに土を盛った小高い場所やヤギが乗れる台を用意すると、ヤギが集まり過密状態になるそうです。
そしてヤギは湿気と雨が苦手のようです。
日頃は活発に動きますが、雨の日は雨のあたらない小屋の中や雨よけの下でじっとして過ごすそうです。
ところで皆さんは、ヤギは紙を食べるイメージがありませんか。
童謡「やぎさんゆうびん」ではヤギが手紙を食べる歌詞になっているため紙を食べても問題ないように思えますが、昔の紙のほとんどは植物から出来ていて、ヤギが食べても胃に負担をかけることなく消化できたそうです。
しかし現代で使われている紙はその表面に薬品やインク・油など様々な物質が含まれているため、腸閉塞を起こし、命を落とすこともあるそうです。
そのためヤギと触れ合うときは、紙を与えないように気をつけましょうね。
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こちらの白やぎさんには紙を与えても問題ありません。
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