カラビナ
カラビナとは、楕円形の一部に開閉できる部品のついた金属リングです。
本来は、銃をベルトに下げるための器具だったそうです。今では主に登山で使われ、ロープとハーネスなどを素早く確実に繋ぐことができる重要アイテムです。
カラビナにはD型・オーバル型・洋ナシ型などの形状があり、それぞれ「縦軸強度」「荷重分散」「開口幅および容量」「特定の使用における強度」「操作性」に影響するため、使用目的によって選択に気を付けなければいけないそうです。
強度については登山用のカラビナであれば、本体に直接記載されています。
一番強度があるのは縦方向、次に横方向、最後にゲートが開いている状態が一般的なようで、それぞれの数値が記載されています。
登山で必要な強度は縦方向に24kN(キロニュートン)以上だそうです。
そんなに強度が必要?と思う方もいるでしょうが、衝撃荷重(瞬間的に加えられる荷重)を考慮した結果、この数字となっているようです。
弱すぎると落下の衝撃で壊れてしまいますし、強すぎると重くなってしまいます。
死に至る衝撃荷重よりも小さな荷重で壊れるような強度だと、墜落して助かった場合にも壊れたカラビナが原因で落下する危険性が高くなります。
一方で、大きな衝撃荷重で命を落とした場合、カラビナだけが強固でも意味がありません。
つまりカラビナは、正しい使い方をしていれば、たとえ墜落しても人が生きている場合には壊れないくらいの強度があるようです。
ちなみに最近では100円ショップで軽量用のカラビナが売っています。
エコバッグや帽子、ペットボトル等をかけることができ、わざわざバッグから探し出す手間が省けたり、形が変わってしまうのを防ぐことができます。
しかし、強度・耐久性が弱いため登山等には使用できないので、
使用目的にあったカラビナを使いましょう!
杉田エースでは「カラビナフック」を取り扱っております。
♪スギカウ総合カタログ2023の以下のページに掲載されています。
P.1145 カラビナフック
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