帽子の歴史
防暑や防寒、防砂、装飾を主な目的として頭にかぶる衣類の一種である帽子。
今回はそんな帽子の歴史をご紹介します。
帽子の起源はなんと紀元前で、古代エジプトの時代に王様が王冠をかぶり、
庶民は頭巾をかぶっていたことが遺跡に残っています。
当時は身分や位を表す印として使われていたようです。
他にも、古代エジプトの人々は頭を剃り、かつらをかぶる事を好んでいた…という
記録もあるのだそう。かなり古くから帽子やかつらが存在していたのは驚きですね!
また日本には、教科書などで記載されている肖像画でよく見た方が多いはずの…
聖徳太子や源頼朝がかぶっている「冠」が挙げられます。
冠は礼装の時に頭部に飾るもので、地位の象徴とされていました。
そしてこの冠は時代によって形を変えているそうです。
例えば、古墳時代は金属製のものが多く、頭頂部を覆わないものが主でしたが、
飛鳥時代になると、等級ごとに色分けされ、
奈良時代はというと、金属製の冠と布製の頭巾の2種類に分けられ、
さらに細かく位が分類されていったのです。
今回ご紹介したのは歴史のたった一部ではありますが、
これを理解した上で昔の肖像画であったり、時代劇を見たら尚楽しめそうですね。
杉田エースでは、「帽子掛」を取り扱っています。
♪商品の詳細は、スギカウ総合カタログ2023の以下のページに掲載されています。
484ページ~486ページ 帽子掛
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