杉田エース

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遠地津波

1960年5月22日15時11分(現地時間)に発生したチリ地震。
遠い国で発生した地震により24日未明(日本時間)に最大で6.1mの津波が日本の三陸海岸沿岸を中心に襲来し、日本の各地に被害をもたらしました。
これを遠地津波と呼ぶそうです。
当時は体感する地震がなく、気象庁の対応も遅れ、完全な不意打ちの津波だったそうです。
早朝から出漁準備などで浜に人が居り、海を良く知る人の判断で死者を出さなかった地域もあれば、近地津波では被害を受けにくく津波に対しての危機感があまりない地域で死者が出るなど、地域によって被害に差があったようです。

他の国々でも地震が発生すると日本も津波の影響を受けることがありますが、その中でもチリでの地震が特に怖い理由があります。

・チリ沖では超巨大地震の発生頻度が高く、地震の規模が大きい=津波の規模も大きくなりやすい
・地球は球体のため、ある一点から発生した波は最終的にその反対側に集まる=津波エネルギーが日本に集中する
・非常に長い時間をかけて太平洋を横断する間に、短周期の波は弱まり長周期の波が残るため、波のエネルギーが特に大きい

よって、遠い国であるチリで地震が発生すると日本への津波の被害はとても大きくなってしまうのです。

60年前と比べて格段に予測技術が上がった津波予報ですが、海に囲まれている日本にとって津波はたいへん怖い現象に変わりはありません。
日頃から災害への危機意識を忘れず、いざというときのために備えておきたいですね。

杉田エースでは「防災キャビネット 災害救助用具用」を取扱っています。

特徴としては、オフィスからの脱出や救助活動のための初期対応用具や災害直後に必要な用具を収納します。

スギカウ総合カタログ2023の以下のページに掲載されています。

P.1105 防災キャビネット 災害救助用具用

杉田エースのECサイト「スギカウ」よりご購入いただけます。
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防災キャビネット