金閣寺
615年前の本日である1408年5月31日、
室町幕府第3代将軍足利義満が亡くなった日とされています。
南北朝を統一し、征夷大将軍・太政大臣となり、勘合貿易を始めた歴史上の人物ですが、
中でも有名なのが金閣寺の建立です。
建物の内外に金箔が貼られていることから金閣寺と呼ばれていますが、
正式名称は北山鹿苑禅寺（鹿苑寺）の舎利殿だそうです。
義満は1395年に出家後、北山に別荘として金閣寺を建て、
自身の死後は寺とするよう遺言を残したことにより今も寺として現存しているとされています。
国内だけではなく海外の観光客からも人気の金閣寺ですが、応仁の乱により舎利殿の金閣は被害を逃れましたが鹿苑寺の建物が被害を受け、1950年には金閣寺放火事件という鹿苑寺の修行僧が放火した事件により庭や金閣を含む建物が焼失したそうです。
その後、国や京都府の支援、地元の経済界、そして全国の人々の寄附金により再建され、今現存している金閣寺は再建後の姿となっておりますが、とても美しい状態で私たちを魅了し続けています。
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