年神様の依り代
本日12月28日は、「鏡餅を飾り始めるのにいい日」と言われているようです。
12月28日は「八」が末広がりで縁起が良いからということです。
ちなみに12月29日は「九」が苦しむという意味につながるので避けられ、
12月31日に飾るのは直前のため「一夜飾り」となり縁起が悪いとされています。
では、鏡餅はどうしてお正月にお供えするようになったのでしょうか。
元旦になると年神様と呼ばれる新年の神様が各家庭にやってきて
幸福をもたらしてくれると考えられており、なかでも鏡餅は年神様の依り代であり、
お正月の間は年神様の魂が宿る場所と伝えられているからだそうです。
そして鏡開きをして魂が宿った餅玉をお雑煮やお汁粉にしていただくことで
人々が年神様の運気を分けてもらい、無病息災を願うという意味があるようです。
今ではスーパーやコンビニでもお手軽に購入できる鏡餅ですが、あえて餅つきをして、
新年に向けて飾ってみてはいかがでしょうか。
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