ベロ藍
ベロ藍は、18世紀初頭のドイツのベルリンで、
赤の顔料を作っていいる際に偶然に出来た青の顔料です。
プルシアンブルーと呼ばれる暗い紫みの青色です。
ベルリンで作られた藍色なのでベルリン藍、
それが短縮されて「ベロ藍」と呼ばれたようです。
葛飾北斎が「富嶽三十六景」に
歌川広重が「東海道五拾三次」の浮世絵に使用して、
その鮮やかな色で人気になりました。
それまでの青色は、つゆ草や藍を使用していましたが、
色の鮮やかさ・ぼかしなどは「ベロ藍」の方が良かったようです。
芸術の秋になりました。
絵師・彫師・摺師のすご技を鑑賞してみてはいかがでしょうか?
杉田エースでは、「ピクチャーレール」を取り扱っております。
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P.475~485 ピクチャーレール
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