絹の道
本日3月28日は「シルクロードの日」です。
シルクロードとは、ユーラシア大陸を東西に走る古代の交易路のことです。
19世紀にドイツの地理学者であるリヒトホーフェンが作った言葉で、その後、
リヒトホーフェンの弟子でスウェーデンの地理学者ヘディンの本により有名になりました。
1900年のこの日に、廃墟となっていたかつてのシルクロードのオアシス都市
“楼蘭”(現在のクロライナ)が、2000年の時を超えて発見されたことが
「シルクロードの日」の由来となっています。
シルクロードの主な交易品は、その名の通り中国で作られた絹製品でした。
しかし、絹の取引だけをしていたわけではありません。
金や宝石、火薬、毛織物、香辛料や野菜や果物といった様々なモノにとどまらず、
宗教、製鉄や製紙技術、陶器や絵画の技法などたくさんの文化や技術が
紀元前からシルクロードを往来していたのです。
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