お金とは何か
2年後の2024年の4月から、新紙幣が発行開始されます。
電子マネーが躍進する中、紙幣は必要なのか良くわかりませんが、お金とは何かを調べてみました。
大昔、人々はお互いに必要な物があった時、物々交換をしていました。時代を経て、多くの人が暮らす社会ができると、必要な物の交換ができると限らず不便なので、人々は欲しい物がいつでも交換できる仕組みを作りました。それがお金の始まりです。最初のお金は貝や石などで、その後、金、銀、銅などが使われました。
金、銀、銅の貴金属は持ち歩くには重く、盗難を恐れた人は、大きな金庫を持つ人にお金を預け、預かり証明書を発行して貰うようになります。そしてお金を利用する時だけ金庫に行き、証明書と引き換える事にしました。金庫の利用者が増えると、買物の際に証明書同士を交換すれば、金庫にお金を取りに行く必要がなくなりました。このやり方は大変便利な為、瞬く間に広がり、金庫のお金が移動せず山積み状態になりました。
この事に目を付けたのが、金庫の管理人です。「金庫には常にお金があるから、自分のお金にして利息を付けて皆に貸し出せば、簡単にお金が手に入るのでは？」と考えたのです。この考えは見事に当たり、管理人はどんどんお金持ちになりました。こうして生まれたのが銀行で、世界最古の銀行はイタリアにあるそうです。
預金貸付を行う銀行は次第に数を増やし、証明書は後に紙幣となります。
好きなだけ発行できる紙幣制度は、現在も続いています。
金の量と証明書の枚数が一致しない為、金や銀と交換できません。
自分の財産は、自分で考えて守りたいものですね。
紙幣を信用し過ぎず、貴金属や宝石など分散しておくと良いのでしょうか。
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