接着剤の歴史
くっつけるという行為は、12000年前頃から行われていました。
そこで使われていた接着剤の代表的なものは、天然アスファルトです。
石油の油分などが地熱によって蒸発し、その残留物が化学変化を起こして出来上がった物質です。
現在でも、道路舗装や防水用・電気絶縁用など、私たちがごく当たり前に目にするアスファルト。
その多くは石油から人工的につくられたものですが、自然界には天然のものが存在し、
人類は古くからこれを接着剤として用いてきました。
縄文時代の日本でも秋田地方などで産出し、天然アスファルトを使って石を棒につけ、
槍にしていました。
縄文遺跡の土偶には、欠けた部分を天然アスファルトで補修した例も見られます。
他にも、ニカワや漆といったものもありますが
日本人にとって一番馴染み深い接着剤といえば、糊(のり)です。
稲作文化圏に属する日本では、コメは接着剤の材料としてとても身近なものでした。
合成接着剤が多く出回っている時代でも、私たちが日常的に使うのは、
米などのデンプンでつくられた糊です。
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