遥か未来にあけるタイムカプセル
本日、3/15は万国博デー。
日本で最初に開催された「日本万国博覧会」が
1970年の3/15にはじまった事から制定された記念日です。
その「日本万国博覧会」を記念して大阪城本丸跡の
地下15mには2つのタイムカプセルが埋まっています。
1970年時点の文化や生活などを後世の人類に、伝え、残すために
日本をはじめ世界各国の人々の協力によって選んだ
2,098点の物品と記録が、現代最高の保存技術によって収納されているそうです。
2つのタイムカプセルのうち1つは毎世紀の初頭に、
もう1つは1970年から数えて5000年後の6970年に開封されます。
毎世紀初頭に開封する方のタイムカプセルは
第一回目の開封が2000年に行われ、既に点検と埋め直しがされ、
次回の開封は2100年。あと78年後が楽しみですね。
6970年に開封予定のタイムカプセルの事も開封する時に
地球は一体どうなっているんだろうと考えると想像が膨らみます。
杉田エースでは建設の際におこなう行事「定礎式」で埋込まれる
定礎石を取り扱っております。
「定礎式」とは元々ヨーロッパが由来で、
本来は建設初期の段階に行われるものです。
日本ではある程度建物が完成した時点で、工事に対する感謝と
その後の安泰を祈願して定礎石はめ込む儀式となっており、
定礎石の奥には定礎箱と呼ばれ箱が埋め込まれています。
この箱の中には、住所や発注者、施工者などを記した定礎名板や氏神様のお札、
建築図面、当日の新聞や通貨、社史などが入っていてちょっとしたタイムカプセルになります。
中身を見る事ができるのは、建物を壊す時か壊れた時。
街中でよく見かけるこちらの定礎石。
これからは見かけるたびに刻まれた日付をチェックして
その時の様子を想像してみるのも面白いかもしれませんね。
♪エース総合カタログ2021の284ページに掲載されています。
・定礎石・定礎箱
また、杉田エースのECサイト「スギカウ」よりご購入いただけます。
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