書道
書道のはじまりには、漢字文化があります。
漢字は弥生時代に伝来したとされ、この時期の古墳から出土した銅貨に記された文字が
「篆書(てんしょ)」です。後に、篆書は簡略化され、「隷書(れいしょ)」が生まれます。
飛鳥時代や奈良時代では、仏教の伝来とともに写経を行うようになり、書道が始まりました。
また、「万葉仮名」と呼ばれる日本独自の表記が用いられた「日本書紀」が編纂され
万葉仮名をより簡略化した「片仮名」も誕生します。
平安時代になると「国風文化」と呼ばれる日本独自の文化が発展して
これまでとは異なる柔らかい書風が台頭するようになり、平仮名も誕生します。
さらに、「三筆」や「三蹟」と呼ばれ、高く評価される能書家も登場しました。
鎌倉時代には、現代で見るような漢字と平仮名の混じった表記が一般的になり、
室町時代には、世尊寺流・法性寺流・青蓮院流・持明院流という4つの流派も生まれ、
書道の作品を床の間に飾る文化も根付きます。
青蓮院流は後の「後家流」という流派となり、江戸時代では庶民にまで使われるようになります。
明治時代まで続いた後家流の後、「唐様」が広まり、現代の学校教育で学ぶ書道へと続きます。
このようにして、日本の書道は芸術として確立されていったのです。
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