砂漠について
世界には様々な規模の砂漠が多数存在します。
そもそも「砂漠」の定義づけには複数の要素があり、降雨が極端に少なく、
砂や岩石の多い土地であることや、年間降雨量が250ミリメートル以下の地域、
または降雨量よりも蒸発量の方が多い地域であることなどが挙げられます。
地球上の砂漠の合計面積は19億ha～34億haにのぼり、
これは地球上の陸地の面積の約20～25%に及びます。
日本にも砂漠と呼ばれる場所が、「裏砂漠」「奥山砂漠」の2か所、
伊豆半島に存在しています。植物は少なく全体が火山岩に覆われてはいますが、
島全体に降雨は多く、上記の砂漠の定義には当てはまらないため、
厳密な意味での砂漠ではありません。
また、地球上の砂漠は毎年約600万haずつ拡大し続けいます。
気候的な要因と人間の活動の要因が大きく、もともとは砂漠ではなかった場所が
砂漠となることを「砂漠化」といいます。
このような砂漠化の進行を防ぐために様々な対策が取られていますが、
あまり効果が出ていないのが現状です。
世界最大の砂漠の１つとして、アフリカにあるサハラ砂漠が挙げられます。
面積は1,000万平方キロメートルであり、アフリカ大陸全体の約3分の1を占めます。
南極を除くと世界最大規模の砂漠です。
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