バリアフリーデザインとユニバーサルデザインの違い
建物や商品の設計において「デザイン」は欠かせないキーワード。
住宅を建てる時や公共施設を建てる際に決まって必ず出てくるのが
「バリアフリーデザイン」と「ユニバーサルデザイン」。
この2つの単語の違いをご存知でしょうか。
バリアフリーとは文字通り「障害になるものを取り除く」という意味。
高齢者や身体的弱者の方でも生活しやすいような設計を目的としたデザインです。
たとえば、けがの原因となりやすい床の凹凸を減らしたり、
手すりやスロープの設置をはじめ、
ノンステップバスや点字パネルもバリアフリーデザインに分類されます。
公共施設や建築物を作る際はかならずバリアフリーデザインにすることが
義務付けられていています。
一方で、ユニバーサルデザインという言葉があります。
こちらは、設計の段階からすべての人に支障なく使える設計を理念に置いたデザイン。
自動ドア、あらかじめ車いすやベビーカーでも通過できる幅の改札、
言葉が通じなくても意味を伝えられるピクトグラム(絵文字)など。
年齢や身体的特徴にかかわらず、すべての人が対象に含まれており
「障害をとりのぞく」のではなく「最初から障害のない」設計を指します。
生活や移動手段の障害をなくすことは共通ですが、
高齢者や障碍者などを対象にした設計が「バリアフリーデザイン」。
あらかじめ設計に落とし込むのが「ユニバーサルデザイン」といえるでしょう。
杉田エースのカタログでは、
車いすでの移動を楽にする取付簡単なスロープや
トイレやお風呂の転倒事故を防ぐ手すりなど
多くのバリアフリー商品を取り扱っています。
住宅リフォームの際にはぜひ参考にしてみてくださいね。
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