杉田エース

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車のミラーのお話

ここ数年、若者のクルマ離れという言葉をよく聞きますね。
「電車のほうが便利」、「クルマはお金がかかる」、「渋滞が嫌」、「お酒が飲めない」などと頷ける理由ばかりです。
車を持つことがステータスだった時代の方々にとっては、さみしいですね。

その車に付いているバックミラー、以前はボンネットの両端についたフェンダーミラーが主流で、車内で確認しながら車外に出て角度を調整するのは大変でした。
ところが、現在の主流はドアミラー。窓を開ければ手が届く位置にあるので、調整もしやすい(電動が主流ではありますが)。いつの間に変わったのでしょう。
もともと国産車のバックミラーは「道路運送車両の保安基準」に基づく行政指導によって、フェンダーミラーに限定されていたのです。しかし1983年、運輸省(当時)は、欧米車はドアミラーが主流であること、デザイン面などからドアミラーに対する要望が多かったことから、ドアミラーを認めることになったのです。

ところが今でもフェンダーミラー主流なのが「タクシー」。デザイン面よりも、機能性、安全性を優先したためで、客を助手席に乗せてもフェンダーミラーなら助手席の椅子がどんなに前にずれても問題はない。また、ドアミラーに比べると運転中、常に視界に入ってくる位置にあるから、危険を察知しやすいというメリットもあります。安全第一のタクシーには必要不可欠なのです。

杉田エースでは、さまざまなタイプの「カーブミラー」を扱っております。

♪詳しくは、「エース総合カタログ2020」 P1320~P1329をご覧下さい。