ガーゴイル
雨樋は、屋根を流れる雨水を集めて地上へ導く雨水の通り道です。
雨水の通路を作ることで、建物の壁を濡らす水の量を減らし、建物を守る役割を果たしています。
西洋建築には、雨樋の機能を持つ彫刻であるガーゴイルというものがあります。
その見た目は恐ろしい怪物のようなものが多く、パリのノートルダム大聖堂に
多数ある怪物群もガーゴイルです。
雨樋単体でも彫刻単体でもガーゴイルではなく、この二つの要素を併せ持つものが
ガーゴイルになります。
ガーゴイルの発生は、13世紀初めの北フランスだそうです。
19世紀フランスの建築家・修復家ヴィオレ・ル・デュクによれば、
1220年にラン大聖堂に取り付けられたものが最初であり、
そのガーゴイルはすでに動物の頭部を模したものになっていたとのことです。
怪物とは相反した存在のように思える教会に、なぜガーゴイルが軒を連ねるようになったのかは
分かっていません。
しかし、見た目は恐ろしくても、ガーゴイルは建物を守る存在なのです。
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