隈取
歌舞伎独特の化粧法の隈取(くまどり)は、
初代市川團十郎が、坂田金時の息子である英雄坂田金平役の初舞台で、
紅と墨を用いて化粧したことが始まりと言われています。
上窓からの光とろうそくの明かりで見る芝居小屋などで、
白塗りに隈取は遠くの観客からも役者の表情が見やすくなったのでしょうね。
隈取の色は役柄によって決まっています。
「赤色」紅隈(べにぐま)は、勇気・正義・強さをもった役
「藍色」藍隈(あいぐま)は、スケールの大きな敵役
「茶色」代赭隈(たいしゃぐま)は鬼や妖怪といった人間以外の不気味な役
さらに細かくみると、
むきみ隈 若々しく色気があり正義感にあふれた役
一本隈 力強くて頼りになるけれど、やんちゃで暴れん坊な役
二本隈 落ち着きがあり、堂々として力強い大人の役
筋隈 激しい怒りに満ちた、超人的な力を持つ勇者の役
景清の隈 敵に捕らえられた勇者で、やつれてしまった役
公家荒 高い身分を持ち、国を転覆させようとする大悪人の役
赤面 大悪人の家来や手下で、考えの浅い乱暴者の役
茶隈 妖怪や精霊、悪霊などへ変身する役
猿隈 武士なのに、滑稽でおかしみのある役
など、一説には約50種に分類されるといいます。
役柄が一目でわかりますよね。
杉田エースでは、視覚的な図の表現で情報の伝達を行う事ができる。
「ピクトサイン」を取扱っております。
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P.246 国土交通省ピクト
P.248~250 ルームサイン(突出型)
P.248~250 ルームサイン(平付型)
P.251 プリズムプレート
P.253 3Dピクト
P.254 突出サインPTAS
P.254 平付サイ ン
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