ガラリの由来
「ガラリ」とは、ドアや窓、壁に取り付ける通気口で、
幅の狭い羽根板をブラインド状に平行に連続して取り付けたもののことをいいます。
建具に対し部分的に取り付ける場合と建具全体につける場合があり、
例えば、ドアの下部に設置したものをドアガラリ、ドア全体に付けたものをガラリ戸と呼びます。
「ガラリ」は外部からの視線を遮りながら通風を確保できるため、
主に洗面所や浴室、クローゼットの扉などに用いられていることが多いのです。
さて、このガラリですが、なぜ「ガラリ」という名前になったのか気になりますよね。
しかしこの「ガラリ」の語源、
英語の“グリル(網)”という単語が訛って「ガラリ」になった説や、
英語の“ギャラリー(回廊、廊下)”から転じたという説、
扉を開けるときの“がらり”という擬態語からきているという説などの諸説があり、
正式な由来は分からないそうです。
名前の由来は謎めいたままですが、
金物の名前ひとつにも諸説があり調べてみるのもおもしろいですよね。
杉田エースでは、様々なタイプの「ガラリ」を取扱っております。
♪商品の詳細は、エース総合カタログ2019 323~326、384~396ページをご覧ください。