イザメシ開発こぼれ話⑤ 食物アレルギーについて
おいしい長期保存食「IZAMESHI」がスタートしてからもうすぐ4年目を迎えます。
この記事ではIZAMESHIの開発中に得た知識やこぼれ話をご紹介します。
今回は「食物アレルギー」についてのお話です。
食物アレルギーとは、
食物に含まれる特定のたんぱく質(アレルゲン)が体内で異物として認識されて、
人によってはかゆみやじんましん、嘔吐等の諸症状に至る状態を指します。
さらに重篤な症状として、意識消失や血圧低下、呼吸困難等に至る場合もあります。
このように食物アレルギーは消費者の命に密接にかかわっています。
そのため、食品パッケージにはアレルギー表示が義務付けられているのです。
アレルゲンを含む食品は次の2つに分けられます。
<特定原材料>
特に発症数、重篤度から勘案して、表示する必要性の高いもの
7品目(卵、乳、小麦、かに、えび、そば、落花生)
※表示の義務があります。
<特定原材料に準ずるもの>
発症数、重篤な症状を呈する人の数が相当数みられるが、特定原材料に比べると少ないもの
20品目(あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、
ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン)
※表示を推奨されています。
この他に「本品はえび、かにを含む製品と共通の設備で製造しています。」等と、
“コンタミネーション”でアレルゲンの混入の可能性を消費者に伝えることがあります。
食品パッケージには消費者の安全を守るために、様々な情報が記されているのです。
イザメシでは、アルファ化米のごはんシリーズがアレルゲンを含まない商品となります。
味はぜんぶで5種類、水を加えるだけで食べられるので非常時だけでなく、
登山や旅行時の携帯食にもおすすめです。
ぜひ一度チェックしてみてください!