イザメシ開発こぼれ話④
おいしい長期保存食「IZAMESHI」の発売開始から、
約3年半が経ちました。
この記事ではIZAMESHIの開発中に得た知識やこぼれ話をご紹介します。
食品の流通に欠かせないものの1つに、食品の品質を守ってくれる“包材”があります。
包材には様々な種類があり、食品の加工方法や状態(乾燥物か水分を多く含むか等)によって、
その種類は変わります。
今回は、イザメシのおかず・惣菜類で大活躍している包材、
“レトルトパウチ”の構造を見てみましょう。
レトルト食品は内容物を袋に充填した後に、
加圧加熱殺菌という100度以上の熱を加える工程を必要とします。
すなわち、レトルトパウチにはこのような強い熱への耐性が必要とされます。
一般的に、レトルトパウチは次のような素材から作られています。
・PET(ポリエステル) 耐熱性に優れています。
・Ony(二軸延伸ナイロン) 物理的強度に優れています。
・AL(アルミ) 酸素・水蒸気・光の遮断性に優れています。
・CPP(ポリプロピレン) 耐熱性があり、強い密封シールが保つことができます。
※あくまで一例です。
これらの各素材が「PET+接着剤+Ony+接着剤+AL…+CPP」というように、
重なり接着されて、レトルトパウチという包材が出来上がっているのです。
専門用語が多く小難しい内容となりましたが、ご興味のある方はぜひ調べてみてください。
包材の研究が進めば、もっと美味しく長持ちする食品が
世の中に流通する日が訪れるのも夢ではないかもしれません…!
引き続き、IZAMESHIの今後にご注目くださいませ!