運慶展
来週「運慶展」が東京上野でスタートします。
「運慶」は手掛けた作品の多くが国宝級である、
平安時代末期から鎌倉時代初期の仏師です。
今回はデビュー作や最晩年の作品も来ているので、見所満載です!
私個人としましては、「菩薩」と「如来」はぽっちゃりで
「四天王」は顔が恐いので「八大童子」を楽しみにしております。
「八大童子」とは「不動明王」に仕える童子達です。
彼らの多くが「フォークを2つくっつけた形」と「ナイフを2つくっつけた形」の物を持っています。
これは「金剛杵(こんごうしょ)」という法具です。
元々「金剛杵(ヴァジュラ)」はインド神話に登場する「インドラ(帝釈天)」の武器で、
非常に硬い金属やダイヤモンド製です。雷を操り強いものを打ち破る無敵の武器です。
そういった経緯で「金剛杵」は日本の「天台宗」「真言宗」「禅宗」や「チベット仏教」において、
仏の教えが煩悩を滅ぼして悟りを求める心を表した法具となりました。
昔の人は賢かったんですね。
ダイヤモンドが他のどの物質よりも硬いという事を知っていたのですね!
杉田エースでは、石材・コンクリートなど
硬い物をカットする「ダイヤモンドカッター」を取り扱っております。
♪商品の詳細は、エース総合カタログ2017 1157ページ~1158ページをご覧ください。