杉田エース

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紅葉狩り

11月になり秋の風物詩ともいえる、紅葉のシーズンが本格的になりましたね。

 

万葉の時代までの「もみじ」には「黄葉」の当て字が多く使われていました。漢文の単語をそのまま取り入れたためですが、やがて平安時代になると「紅葉」と書かれるようになっていきます。これは平安貴族が、黄色よりも鮮やかに赤くなる葉を好み、表記も黄から紅へと変えていったためです。 

紅葉狩りが大ブームになったのは、ずっと下って江戸時代からになります。

泰平の世の中になり、お伊勢参りや富士詣でなど、庶民も安心して旅に出られる旅行ブームの時代がやってきたのです。

江戸は出版文化も隆興した時代で、各所図会、今でいうガイドブックもさかんに出版されるようになり、紹介される紅葉スポットに庶民はこぞって訪れました。江戸時代の紅葉狩りでは、木の下に簡単な床をセットして、お団子など食べながらお茶を一服。お花見に近いスタイルでしたが、お酒を飲んで大騒ぎというよりも俳句などひねって風情を楽しむものでした。

こうした庶民の娯楽に心を砕いたのが、名君の誉れ高い八代将軍吉宗。

花見で名高い飛鳥山は、吉宗が数百本の桜を植えてつくらせた名所だというのは有名な話ですが、実は吉宗は大量のモミジの樹も植樹して、秋にも楽しめるように計画していました。

飛鳥山はから滝野川の一帯は紅葉の名所としても有名になり、その名残として東京都北区には今も「紅葉小学校」「紅葉中学校」があるほどです。

しっかりと自然を感じる平安紅葉狩り、ピクニック気分半分風情を楽しむ江戸流紅葉狩り。

どちらの流儀も、現代の日本人に影響を与えているようですね。

 

杉田エースでは、シートを取り扱っております。

カバンに入っているので、これを持ってゆっくりと紅葉狩りを楽しみに出かけましょう。 

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