杉田エース

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雪道を歩くコツ

寒い毎日が続いていますが、そろそろ都市部でも雪が気になる時期です。


雪が降る仕組みは、基本的に雨と一緒です。地上の水分が温められ、水蒸気になり上昇します。高度が上がると気温が低くなるので、水蒸気は直径0.02㎜程度の小さい水の粒と氷の粒になります。これが雲で、この水と氷の粒がくっつきあって徐々に大きくなり落ちてきたものが、気温が高ければ雨、気温が低ければ雪となるのです。


しかし、雪の日は晴れた日より少し暖かいと感じることはありませんか。実は「凝固熱」と「雲による保温効果」が原因です。
水が氷などの固体へ変わることを「凝固」といい、この際水は熱エネルギーを放出します。この熱エネルギーを「凝固熱」と呼びますが、雪一粒の「凝固熱」は微々たるものでも、大雪となると「凝固熱」のエネルギーも大きくなり、少し暖かく感じるのかもしれません。


「雲による保温効果」については、放射冷却現象の逆です。積雪時、空は雲に覆われており、この雲が地上の熱を宇宙へ逃がさないよう蓋の役割を果たしています。対して晴れた日は熱がそのまま上空へ逃げていってしまい、寒いと感じるのです。
 
雪の時、気をつけたいのは転ばないように歩くことですが、ポイントは①小さな歩幅で歩くこと、②靴の裏全体をつけて歩くこと、です。①歩幅が大きいと足を高くあげることになり、体の重心移動が大きくなります。重心移動が大きいほど転びやすくなるので、小さい歩幅が肝心です。②普段わたし達は踵から足をつけていますが、雪道ではできるだけ足裏全体をつけ、「すり足」のイメージで、さらに少し足を浮かせて歩くと転び難いそうです。
 
杉田エースでは建物のデザインを生かす雪止め金具「スノーウィング」を取り扱っております。
商品の詳細は杉田エース総合カタログ2014 928ページをご覧ください。