杉田エース

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「定礎」について

建物を建てる際、起工式や竣工式など様々な行事がありますが、その中の一つに
定礎式と呼ばれる儀式があります。

 

定礎式では、「定礎」と書かれた石板などを建物に据え付けます。皆さんもマンションや学校などの入り口付近に、「定礎」と書かれた石板を見る事があると思います。

 


設置する時期は、本来は礎を定めるものですから、着工当初に設置するのが通常ですが、最近では仕上げ段階で行うのが一般的です。

多くの場合、「定礎石」の奥には「定礎箱」と呼ばれるステンレスや銅製の箱が埋め込まれています。

「定礎箱」の中に入れるのは、建築図面、お札や通貨、その日(あるいは当時)の新聞、施主や施工者などの工事関係者の名簿や、出資者の名簿などのようなものを入れるのが一般的です。


 

原則として「定礎箱」は、建物が壊されるまで開けることはありませんので、タイムカプセルのようなものとなっています。
ちなみに、この定礎の由来は、西洋の石造建築において、建物の基準となるコーナーストーンという石を置く際に行われていたセレモニーだともいわれているようです。
 
杉田エースでは、定礎石、定礎箱を取り扱っております。
 
♪商品の詳細は、エース総合カタログ2014 236ページをご覧ください。