杉田エース

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亜鉛めっきの役割

亜鉛は、安価で高い防食機能が得られる金属として電気めっきにも用いられています。
電気亜鉛めっきが開発されたのは1850年代の英国の特許と言われており、実用化されたのは、1930年代以降とのことです。現在は自動車、電気、電子、建築その他産業界でごく一般的な鉄の防錆・装飾用表面処理として用いられています。

亜鉛は鉄と組み合わせて腐食する環境におくと、亜鉛が優先的に腐食し、鉄を錆から守る働きがあるため、もともと安い金属であることと、薄い皮膜でも優先的に鉄を守る働きから広く産業界で用いられています。


亜鉛はそのままでは酸化されやすく、通常メッキ後その上にクロメート皮膜を付けます。こうすることによって、一般的に耐食性能が著しく向上します。但し、近年環境問題からこれまでのクロメート処理薬品の使用を制限する方向にあり、現在は環境や人間への影響が少ない処理薬品に変わる過渡期にあります。


杉田エースでは、「メッキコートスプレー」を取り扱っています。つや消しや灰色に退色した亜鉛めっき表面のやけ隠しや、ジンク塗装後の色合わせにご使用いただけます。亜鉛めっきに近い退色が起き、自然に光沢が失われて、補修箇所が目立ちにくくなります。


詳細は、エース総合カタログ2015  81ページをご覧ください。