歩荷(ぼっか)をご存知ですか
歩荷(ぼっか)をご存知ですか?箱詰めなどした荷物を背負子(しょいこ)に乗せ背負い、山小屋などに運ぶ人(職業)のことです。
箱詰めした荷物を何段にも重ねて運ぶので、その後ろ姿が荷物が歩いているように見えることから歩荷と呼ばれます。
かつて日本ではどの地方でも見られた職業でしたが、交通手段の発達、人件費の高騰などから徐々に減少してゆきました。20世紀後半には、山小屋など直接自動車が入れない場所に物資を運搬する時のみに使用されるようになりました。
その後、山小屋でもヘリコプターによる運送が可能となり、現在、歩荷を専門の職業として一年を通して活動しているのは、尾瀬の尾瀬ヶ原地区となります。
ただし、山小屋の従業員やアルバイト従業員が臨時に歩荷の仕事をすることは現在でも各地の山域で見られます。シーズン中には70~90kg、多いときには120kg(!!)もの荷物を山小屋へ届けているそうです。
丹沢では歩荷駅伝大会が行われています。名前の通り4人1組のチームが小石袋を襷リレーする駅伝です。荷の重さも40kg、20kg、10kg(10kgは女子チームのみ)と分かれていて、荷揚げした小石は登山道の整備などに利用します。いいアイデアですね。
杉田エースでは、山道は難しいですが、重い荷物を運ぶのに役立つ台車を取り扱っています。
♪商品の詳細は、エース総合カタロ2015 1067~1068ページをご覧ください。
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