杉田エース

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古代の甘味 あまづらとは

お祭りの屋台でメロン風味やいちご風味のシロップなど多く甘味料の中から選択できる「かき氷」ですが、いつ頃からこのようにポピュラーな食べ物として食べられるようになったのでしょうか。
 
平安時代に清少納言の『枕草子』「あてなるもの」(上品なもの、良いもの)の段に、金属製の器に氷を刃物で削った削り氷(けずりひ、文中では「けつりひ」)に蔓草の一種である甘葛(あまかづら・あまづら、蔦の樹液または甘茶蔓の茎の汁と思われる)をかけたとして「削り氷にあまづら入れて、新しき金鋺(かなまり)に入れたる」と記述されています。この頃は、まだ高貴な身分の人しか口にすることはできませんでした。
 
かき氷が一般にも広まったのは明治から昭和初期にかけてです。1869(明治2)年には、横浜の馬車道に初めてのかき氷店が開店し、第二次世界大戦前は、削った氷に砂糖をふりかけた「雪」か、砂糖蜜をかけた「みぞれ」、小豆餡をのせた「金時」が定番メニューとされていました。今でもおなじみのいちごやレモン風味のシロップが登場したのは戦後になってからです。
 
話を戻しますが、かき氷はシロップのからめ方も、からめる量もとても個性的なので、まだ残暑が残っているうちに、いろいろと出かけて食べてみたいですね。暑い夏でもお店のオーニングの下の日陰で、冷たいかき氷を食べられたら涼めそうな気がします。
 
杉田エースでは「オーニング」を取り扱っています。
 
♪詳細は、エース総合カタログ2015 958~961ページをご覧ください。

 

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