杉田エース

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こんぴら狗(いぬ)

早いもので夏休みも終わりですね。旅行に行かれた方も多いと思います。現代は気軽に旅に出ることができますが、江戸時代の庶民は移動に厳しい制限がありました。そんな庶民に唯一許された旅行は、信仰を目的とするものでした。一生に一度は参拝したいと言われた「お伊勢参り」をはじめ「京都の東西本願寺参拝」「讃岐の金比羅参り」などが挙げられます。


しかし、現代と大きく異なるのは移動手段です。とにかく自分で歩くか、運んでもらうしかない時代です。長旅は大変なので、他の人に代理参拝を依頼する「代参」も盛んに行われていました。森石松が清水次郎長の代わりに金比羅さんへお参りしたのは有名なお話です。


この「代参」、依頼されたのは人間ばかりではなく、飼い主に代わって犬が行うこともあったそうで、「こんぴら狗(いぬ)」と呼ばれました。


飼い主は、犬の首に「こんぴら参り」と書かれた袋(中身は飼い主名・住所を書いた木札や初穂料、道中の食費など)を下げて、街道筋の人達や親切な旅人から旅人へと世話を受けながら金比羅山へとたどり着き、お参りを果たしたそうです。
 
金比羅山には431段目に「こんぴら狗」の銅像が建立されています。もちろん今も犬の参拝はOKです。皆さんも愛犬と金比羅参りもいいかもしれませんね。
 
杉田エースではリードフックを多数取り揃えております。


商品の詳細は、エース総合カタログ2015 181~182ページをご覧ください。

 

 

 

       ワンちゃんフックⅡ